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2022.02.07

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法人用の電話回線4種類を比較!新規で電話番号を取得する方法も解説|トラムシステム

スマホや携帯端末が普及した現代でも、企業としての信頼感を得るためや緊急時の連絡手段を確保するために、業務用の電話回線は必要です。費用を抑えて新規導入したい場合は、4種類存在する電話回線の中から、コストパフォーマンスに優れた種類を選択しなければなりません。

本記事では法人用の電話回線4種類の比較、おすすめの電話番号の取得方法を紹介します。

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法人用電話(ビジネスフォン)と家庭用電話機の違い

法人用電話は企業経営を助けるいくつかの特徴があり、家庭用電話機と区別されます。どのような違いがあるのか、企業経営をどのようにサポートするのか見ていきましょう。

PBX(主装置)の有無

家庭用電話機との最大の違いが、PBX(主装置)の有無です。

PBXとは電話回線の接続や振り分けを行うための機器で「電話交換機」や「構内交換機」と呼ばれます。PBXは社内の電話機同士を接続して内線通話を実現する他、外線(公衆回線)の受発信制御機能による着信の振り分けや転送も可能です。

PBXが法人用電話に欠かせない最大の理由は、必要な外線の数を減らすためです。

家庭用電話機は電話機1台で1つの外線を利用しますが、数十台~数百台におよぶ法人用電話機全てに外線を接続するのは現実的ではありません。導入コストが高騰するだけでなく、社内のやり取りにも通話料金が発生してしまいます。

そこで、電話機同士を内線で接続して通話料金をゼロにし、1つの外線で複数の電話機を制御できるPBXの導入が一般的となりました。

電話回線の構成

家庭用電話機とは構成が異なるのも法人用電話の特徴です。家庭用電話機は「単独」と呼ばれる、1回線に1つの電話番号を割り当てる構成です。それに対し、法人用電話は「代表組」「ダイヤルイン」を採用できます。

代表組は、複数の電話回線で1つの代表電話番号を共有し、グループを編成する構成です。電話番号の同時通話数を増やせるため、常に顧客からの問い合わせが発生するコールセンターや、アルバイトやスタッフを募集するための採用窓口で活躍します。

ダイヤルインは代表組とは真逆で、1つの電話回線で複数の電話番号を共有し、グループを編成します。少ない電話回線で電話番号を複数持てるため、電話回線導入コストを削減しつつ、多様な着信先を設定できるのが特徴です。

このほかにも、複数の電話番号と電話回線をグループ化した代表ダイヤルイン、PBXで特定の内線番号に対応する電話機を呼び出す追加ダイヤルインが存在します。

利用できる機能

多機能電話機であるビジネスフォンとPBXを組み合わせると、以下のような家庭電話機にはない便利機能を利用できます。

内線通話:社内に設置した電話機同士で無料通話する機能
保留転送:着信を社内の別の電話機に転送する機能
着信設定:指定番号や非通知からの着信を拒否したり、電話が繋がる時間や業務時間外の電話の転送先を設定したりできる機能
音声録音:通話内容を録音する機能

多くが業務に欠かせない機能で、法人用電話が採用される大きな理由となっています。

法人で使われている電話回線の種類

法人電話を導入する際に重要となるのが、電話回線の種類です。主に4種類あり、それぞれメリット・デメリットが存在します。詳しく見ていきましょう。

光回線

光回線は現在利用されている電話回線の中で最も主流な回線です。

アナログ回線やISDN回線などで利用されているメタル回線(銅線)ではなく、光ファイバーを利用します。光ファイバーは石英ガラスやプラスチックなどで製造されており、光信号が行き来して通信を行う仕組みです。

光ファイバーのメリットは、その通信速度と安定性です。

大容量のデータを安定した状態で高速に通信できる光ファイバーにより、インターネット動画、音楽視聴、大量のファイル転送などが一般家庭でも可能になりました。

光回線についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。あわせてご覧ください。

IP回線

IP回線とは、Internet Protocol(インターネットプロトコル)を使用した通信回線です。インターネットプロトコルとは、インターネット上でデータのやりとりを行う際の決まり事や約束事を意味しています。IP回線を利用して音声通話を行う電話を「IP電話」と呼びます。

IP電話は通常、電話番号が「050」から始まるのが特徴です。固定電話回線よりもランニングコストが安価で手軽に取得できるため、主にあまり使わない個人のプライベート番号やフリーランスなどの業務用電話番号として採用されています。同じプロバイダ同士の通話が無料となるのもメリットです。

デジタル回線(ISDN)

ISDN回線(デジタル回線)はアナログ回線同様に銅線を利用しますが、音声の伝達方法が異なります。

ISDN回線は、音声はデジタル信号(0と1で構成される数式データ)に変換され、データとして銅線を伝わり、相手に届きます。このデジタル化により、品質の高い音声通話が可能になることに加えて、データをより速く、より多く送ることが出来るようになりました。

アナログ回線では1つの回線で電話のみの利用でしたが、ISDN回線では、1回線で同時2通話(例:電話とFAXといったような2種類のチャンネル)が可能になります。

日本の近代電話網構築に大きく貢献したISDN回線は、2024年1月に廃止されることが決定しました。企業が取るべき対応などについては、こちらの記事で解説しています。

アナログ回線

アナログ回線とは、アナログ信号によって通信する電話回線です。電話機を銅線(メタル線)でつなぎ、音声を銅線にのせて伝えます。

銅線を伝って音声をそのまま伝送するアナログ回線は、糸電話をイメージしてもらえると分かりやすいでしょう。安価な銅線は戦後の電話インフラ整備によって急速に普及しており、旧式の家庭電話機(黒電話)はアナログ回線によって接続されていました。

アナログ回線には2種類あり、それぞれ電話局の交換方式が違います。

1.プッシュ回線
現在の電話機の主流で、プッシュボタン式電話機のボタンを押した時に鳴る「ピ、ポ、パ」といった音で発信を行う電話回線です。0〜9の数字にそれぞれ異なる周波数の音が紐付けられており、数字を音として送信します。

2.ダイヤル回線
黒電話のダイヤルを回転させた時に発生するスイッチの断続音によって発信を行う(番号を認識する)電話回線です。

法人が新規で電話番号を取得する方法

業務で利用する電話番号は、企業のHPやパンフレット、看板、従業員の名刺など様々な媒体に記載されます。

一度決定した電話番号を変更する場合、各媒体の情報更新や取引先などへの周知など、大きな手間が発生するため、取得する番号の種類は慎重に判断しなければいけません。

現在、以下のいずれかの方法で法人用電話番号を取得するのが一般的です。

1.NTT加入電話
2.IP電話
3.光IP電話
4.050IP電話アプリ
5.クラウドPBX

それぞれの番号取得方法の詳細は、こちらの記事で詳しく解説しています。

法人電話番号には固定電話番号が良い理由とは

法人が新規で電話番号を取得する場合は、以下の理由から「03」や「06」から始める固定電話番号がおすすめです。

1.顧客から信頼されやすい
固定電話番号は年配の方を中心に信頼度が高く、営業活動のスムーズ化や成約率向上につながります。

2.登記変更の手間がなくなる
電話番号が変わると、企業情報を記載している登記の変更が必要となり費用と手間が発生します。そのため、変動しやすい携帯電話番号ではなく固定電話番号の登録がおすすめです。

3.法人用銀行口座を開設できる
多くの金融機関、特にメガバンクでは、口座開設の際に固定電話番号が必要です。口座を開設すれば融資も受けられるようになるため、固定電話番号はビジネスの発展に欠かせません。

4.プライバシーを保護できる
会社の代表番号として個人の電話番号を掲載すると、業務時間外にも営業電話や問い合わせがかかってきたり、番号を悪用されたりする可能性があります。仕事とプライベートのオンオフをしっかりと切り替えるためにも、電話番号は別で取得するのが基本です。

5.品質が安定している
03番号は日本の標準電話番号に指定されており、NTTが規定した厳しい品質規格のもとで運用できます。また、NTTから他のキャリアに乗り換えても、固定電話の番号ポータビリティ(LNP)で電話番号の引継ぎが可能です。

工事不要・最速で導入するならクラウドPBXがおすすめ

PBXをクラウド化したITサービスであるクラウドPBXは、インターネットの仮想サーバー上に全ての機能を保存し、インターネット回線を利用して電話網を構築する仕組みです。

クラウドPBXは、工事不要かつ最短納期で利用できるのが、従来の固定電話回線との大きな違いです。月々の利用料金も安価なため、コスト削減や業務効率化につながるシステムとして注目を集めています。

通話料も8円/3分と固定電話より抑えられており、距離による価格変動も発生しません。社員同士離れた場所で働く在宅勤務やテレワークとの相性も良く、あらゆる企業で採用が進んでいます。

クラウドPBX導入に必要なもの

クラウドPBX導入に必要なものは、以下の2つです。

1.インターネット環境
光回線を導入しているオフィスではすぐに利用できます。ADSLをはじめとするアナログ回線の場合は、専用ルーターであるVoIPゲートウェイの購入・設置(総額10万円前後)が必要です。

2.電話端末
インターネット回線を利用したIP電話機、スマートフォン、タブレット、ソフトフォンなどが対象です。専用のアプリをインストールすれば、社員のプライベート用端末を業務用として活用できます。

1ユーザーから使えるおすすめクラウドPBX”UNIVOICE”のご紹介

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高い品質・安定性のクラウドPBXをお探しの方は、顧客満足度調査で3冠を達成したトラムシステム株式会社のUNIVOICEがおすすめです。

外線電話、内線電話、パーク保留、転送、留守電などのビジネスフォン機能はもちろん、インスタントメッセージ、チャット、電話・Web会議、プレゼンスなどのUC(UnifiedCommnication)機能も網羅。

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スピーディーな導入、容易な設定変更、ロケーションフリー、そしてシンプルで明快な料金体系で、あらゆるニーズに応えます。

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まとめ

法人用の電話回線は、アナログ電話からインターネット回線への移行が進んでいます。その中でも、固定電話番号を取得可能でコストも安価なクラウドPBXが人気です。法人用電話の新規加入を検討中の方は、クラウドPBX含むIP電話サービスの中から、自社の状況にマッチしたサービスを選択しましょう。


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WRITER

トラムシステム(株)メディア編集担当 鈴木康人

広告代理店にて、雑誌の編集、広告の営業、TV番組の制作、イベントの企画/運営と多岐に携わり、2017年よりトラムシステムに加わる。現在は、通信/音声は一からとなるが、だからこそ「よくわからない」の気持ちを理解して記事執筆を行う。


UNIVOICEが東京MXの「ええじゃないか」という番組に取り上げられました。

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