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2021.10.21

固定電話の番号ポータビリティ(LNP)とは?番号引き継ぎの条件を詳しく解説|トラムシステム

「NTTの固定電話から光電話に乗り換えたい」「光コラボの事業者変更がしたい」などの場合には、携帯番号のMNPと同じく、固定電話番号も番号ポータビリティが利用可能です。この記事では、番号ポータビリティの条件・方法について詳しく解説します。

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番号(ナンバー)ポータビリティとは

番号ポータビリティとは、NTT東日本やNTT西日本の一般加入電話などで利用している電話番号を他のキャリアに引き継ぎ、継続的に利用できるようにするサービスです。光コラボへの転用、通信サービス自体の変更や、光コラボ事業者間の乗り換えでも同じ番号をそのまま利用できます。

電話番号が変更されると、家族や友人への連絡、その番号で登録している各種サービス・契約、名刺などの連絡先などの情報も更新しなければいけません。特に企業の場合は、登記や会社のHP、名刺などの更新手続きが発生します。

このような場合に、番号ポータビリティを利用することで番号をそのまま引き継いだ状態で、電話業者を変更できます。
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LNP・MNPとは?

番号ポータビリティには固定電話番号向けのLNP(Local Number Portability)と携帯電話番号向けのMNP(Mobile Number Portability)があります。この記事では、固定電話番号向けのLNPの利用条件や手続きについて解説します。

オフィスや家の引越しでは電話番号が変わってしまうケースも

番号ポータビリティは「利用場所はそのままで、事業者のみ変更する」時に、電話番号を引き継げるサービスです。

つまり、他都道府県など遠方への引越しによりNTT東日本とNTT西日本の対応エリアを跨ぐ場合や、NTTの管轄や収容局が変更になる場合には電話番号が変更されます。

例えば、渋谷区渋谷3丁目から渋谷区渋谷3丁目への引越しでは、NTTの収容局が変わるため番号が変更されます。一方、渋谷区渋谷4丁目から渋谷区広尾4丁目の引越しでは、収容局は同じなので番号は変わりません。

引越しによって番号が変更されるかどうかは、NTTに問い合わせすることで確認できます。これから引越し先・移転先を決定する場合には、事前にNTTの局ごとの対応エリアを確認しながら物件を探す方法もおすすめです。

面倒なオフィスの電話移転を簡単に行いたい企業には、クラウドPBXの導入がおすすめです。こちらの記事で詳しく解説しています。

番号ポータビリティ(LNP)での番号引き継ぎの条件

番号をそのままで、より便利・安価なサービスに乗り換えたい時に便利な番号ポータビリティ。しかし、どのような番号であっても引き継ぎできるわけではありません。

LNPが利用可能な番号:NTT東日本やNTT西日本で取得した固定電話番号
LNPが利用できない番号:NTT東日本やNTT西日本が提供しているひかり電話、他社のひかり電話、IP電話など

050から始まるIP電話は番号ポータビリティの対象外なので、料金が安いからと安易に移行してしまうと後々困る可能性がある点を留意しておきましょう。

電話番号だけではLNPが利用できるかどうかの判断ができないため、固定電話回線の種類もあわせて確認しておく必要があります。

LNPの条件は少し複雑なので、電話番号の取得方法別にもう少し詳しく解説していきます。

NTTから固定電話番号を取得した場合

NTT東日本やNTT西日本から固定電話番号を取得した場合は問題なくLNPが利用できます。大きな障壁もなく、比較的簡単にLNPで番号の持ち運びが実現できます。

NTT東日本、NTT西日本のひかり電話で固定電話番号を取得した場合

この場合は光コラボ事業者が提供しているひかり電話にLNPができます。もともと、光コラボ事業者が展開しているひかり電話(IP電話)は、NTT東日本やNTT西日本が展開しているひかり電話を代理販売しているだけになるため、そのまま電話番号の流用が可能です。

NTTから固定電話番号を取得後、LNPで他の通信キャリアに移行した場合

NTTの一般加入電話で発番された固定電話番号は、前述したアナログ戻しをすることでひかり電話にLNPができます。

例えば、NTTの一般電話からSoftBank光にLNPした後、SoftBank光を解約して他の光コラボ事業者に乗り換えたい場合、一度NTTの一般加入電話に契約してからLNPをさせることで電話番号の引き継ぎが可能になります。

【追記】

2019年7月1日から始まった光コラボの事業者変更により、光コラボから別の光コラボへの乗り換えをアナログ戻しなしで行うことが可能になりました。(一部の光電話では電話番号を引き継げないケースがあります)

光コラボの事業者変更についてはこちらの記事をご覧ください。

まとめ

固定電話の番号ポータビリティサービスの登場によって、利用者はよりよい事業者やサービスへの乗り換えが容易にできるようになりました。通信サービスを提供する事業者にとっても、利用者により魅力的なサービスを提供することへの企業努力に繋がります。

LNPには細かい条件があるため、現在契約している事業者と回線の種類を確認した上で、個別に事業者に問い合わせすることをおすすめします。


WRITER

トラムシステム(株)メディア編集担当 鈴木 康人

広告代理店にて、雑誌の編集、広告の営業、TV番組の制作、イベントの企画/運営と多岐に携わり、2017年よりトラムシステムに加わる。現在は、通信/音声は一からとなるが、だからこそ「よくわからない」の気持ちを理解して記事執筆を行う。


UNIVOICEが東京MXの「ええじゃないか」という番組に取り上げられました。

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