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クラウドサービスとは丨仕組みや種類、メリット・デメリットを解説|トラムシステム

様々なサービスがクラウド化している中で、どのような仕組みで成り立っているのか、サービスの種類やメリット・デメリットについてはよくわからない、という方も多いのではないでしょうか。この記事では、クラウドサービスについて解説します。

クラウドサービスとは

クラウドサービスのクラウドはクラウドコンピューティングを語源としています。クラウドコンピューティングの略語がクラウドに相当します。

クラウドコンピューティングという言葉は1996年にコンパックというアメリカの企業の社内資料の中で初めて確認されました。まだ言葉が登場して4半世紀程度であり、歴史の浅い言葉です。

クラウドという言葉は雲を意味します。なぜ雲なのかというと、デバイスが接続している先にあるネットワークはとてもイメージさえできないくらいに複雑で、まるで雲の様に中身をうかがい知ることができないところからきています。

クラウドサービスの仕組み

仕組みとはシステムのことであり、サービスの枠組みともいえるものです。クラウドサービスはオンライン上から契約者のデバイスへとサービスが提供される仕組みです。

ユーザー側が機器を設置しなくてもサービスを利用できるのはIDやパスワードによる認証制にすることで個々のユーザーの識別が可能だからです。雲の中に無数にある各サービスをアプリケーションやURLによって識別し、各ユーザーが何の支障もなくサービスを利用できる仕組みが構築されています。

クラウドサービスの種類

クラウドサービスには大きく分けて3つの種類があります。種類によってサービスの内容が異なり、ユーザー側はどのサービスを利用するのが最適なのかが変わります。種類の違いを理解し、最適なサービスを活用できるようにしましょう。

SaaS

SaaSはSoftware as a Serviceの略称で、サースと読みます。元来ソフトウェアとしてパッケージ化され販売されていたものをインターネット上で利用できるサービスです。クラウド上でデータを編集・共有できる多くのサービスはSaaSに該当します。

DropBoxなどのオンラインストレージにログインし利用するタイプのアプリケーションやサービスがSaaSです。メールやブログサービスのほとんどもSaaSに当てはまります。

データの保存がクラウド上で簡単にできること、各デバイスからログイン可能なことから、異なる場所にいるグループが共同で作業するときや資料を共有する際によく利用されています。

PaaS

PaaSはPlatform as a Serviceの略で、パースと読みます。AWSやMicrosoft Azureなど、オンライン上に開発環境を用意し、利用することができるサービス全般がPaaSに当てはまります。

開発環境を自社で用意する必要なく開発することができる点、サービスのほとんどは従量課金制であり使った分しか料金がかからないことから導入しやすい点がとても人気です。

IaaS

IaaSはInfrastructure as a Serviceの略で、イアースと読みます。IaaSにはオンライン上に仮想マシンを作成し利用するタイプのサービスが該当し、Google Compute Engineのようなエンジニア向けのサービスが代表的なものです。

自由度が高く、低コストでマシンのCPUやメモリなどを好きに設定することができる点が情報システムや開発に関わるエンジニアに人気ですが、専門知識を有しない一般のユーザーが利用することはまずないでしょう。

クラウドサービスのメリット

どのような点がクラウドサービスを利用する上でメリットになるのでしょうか。クラウドサービスをまだ利用したことがない方でもすぐに利点が分かるよう、簡単に説明しています。

1.社内に設備を持たなくてもよい
社内に設備を構えなくてもよくなるので、コストを抑えられます。ユーザーがサービスを利用するまでの過程を考えると、やはり物理的に設備がないというのは圧倒的に費用がかからないのです。そのため資金力の乏しい企業でも導入が容易です。

2.サービスの利用に場所を選ばない
デバイスさえあればサービスを利用するための場所を選ばず、移動時間やちょっとした待ち時間でも利用することができます。パソコンやスマートフォンでサービスを起動させればいいだけなので、業務に割ける時間が大幅に増えます。

3.どんなデバイスでも利用できる
仮想マシンを作成し開発環境を用意するといった専門的なことでない限り、ノートパソコンやスマートフォンといったさほどスペックの高くないデバイスでも気軽に利用することができます。MacbookからCDドライバーが削除されているように今後あらゆるサービスはクラウドで利用するようになっていくことが予想されるため、クラウド環境への早めの適応はこれからの時代を生きていく上で必須ともいえます。

4.初期コストが低くすぐに導入可能
物理的に設備を社内に設置するのに比べると格段に初期コストがかかりません。お試し期間のあるクラウドサービスが多く、無料で試験的に使ってみることも可能です。アプリケーションによってすぐにお手元のデバイスで利用できるサービスが多いことも魅力的で、サービスを実際に体験した上での比較も容易に行えます。

5.課金によってすぐにオプションやストレージの追加ができる
サービスを導入し、物足りないと感じたらオプションの追加によって機能を増やすことができます。オプションの追加には料金がかかりますが、絶対に必要な機能ならばぜひ追加しておきましょう。

またストレージを追加することもできるので、大人数での利用や大量のデータを扱うことも不可能ではありません。

クラウドサービスのデメリット

クラウドサービスを利用することで、メリットだけでなくいくつかの不都合なデメリットも生じます。メリットとデメリットを比較した上で導入を検討しましょう。

1.セキュリティ面での不安
データをオンライン上で扱うことにセキュリティ上の不安を感じる方は多いはずです。データの流出がニュースになることも多く、不安を感じるのは当然ともいえます。

ただ昨今ではデータを扱う技術も飛躍的に向上し、そこまでデータ流出を気にする必要はないようです。それでもどのようなセキュリティ環境であるのかはサービス導入前に確認することをおすすめします。

2.サービスを自社で購入することができない
クラウドサービスは月々の料金を支払ってサービスを利用するタイプがほとんどです。レンタルのようなもので、リースのように料金を払い続けていくことでいつかは自社のものになるということもありません。実際の機器が存在しないからです。

そのためサービスそのものを購入できず、長期的に利用するならばオンプレミスの類似サービスを利用した方がコスト面で安いこともあります。

3.トラブル発生時に自社でできることがない
トラブルが発生すると自社でサービスに対応することができず、復旧を待つ以外の手段が取れません。オンプレミスならば自社の技術者が対応することで復旧を急ぐことも可能ですが、それもできないため障害発生時などはサービス側の対応に依存してしまうことになります。

4.オフラインでは基本利用不可
オフラインで利用することは基本的にできません。音楽配信サービスのような一部のサービスではダウンロードしてオフラインで聴くことは可能ですが、それでも機能はかなり制限されます。

常時オンライン上で利用できる環境ならば問題ありませんが、環境によってはかなり利用が厳しくなることを知っておいてください。

まとめ

現在オンプレミスのサービスも今後クラウドサービスに移行していく可能性が高く、クラウドサービスの競争激化が予想されます。利用者側としては安価なサービスが受けられるようになる一方で、悪質なベンダーやセキュリティ面などに気をつける必要があります。クラウドサービスのメリット・デメリットを理解し、用途にあった良質なサービスを選ぶようにしましょう。



WRITER

トラムシステム(株)メディア編集担当 鈴木 康人

広告代理店にて、雑誌の編集、広告の営業、TV番組の制作、イベントの企画/運営と多岐に携わり、2017年よりトラムシステムに加わる。現在は、通信/音声は一からとなるが、だからこそ「よくわからない」の気持ちを理解して記事執筆を行う。


UNIVOICEが東京MXの「ええじゃないか」という番組に取り上げられました。

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