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2019.01.17

主要サーバ解説|プリントサーバ|トラムシステム

オフィスには多くのパソコンがありますし、現在ではスマホやタブレットを一人一台以上保有していることは珍しくありません。多くの人が、プリンターや複合機を使用していますが、使用者が変わるたびにプリンターの接続を変更していては手間がかかります。そんな手間を解消するために、ネットワークで使用する端末とプリンターを繋げてくれるのがプリントサーバです。

この記事では、プリントサーバの機能や歴史などを解説します。

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サーバとは

サーバとは、何らかの機能やサーバとしての役割を果たすコンピューターです。機能やサービスをクライアント言う名のコンピューターに提供したり、サーバを繋げるためのサーバー機能を果たす仕事をします。今回紹介するプリントサーバだけではなく、メールサーバやファイルサーバなど、様々な種類のサーバが存在しています。

プリントサーバとは

プリントサーバとは、プリント(印刷)するためのサーバです。

パソコンの中にあるデータを印刷したくても、パソコンだけでは印刷することはできません。
印刷するために必要なものが、複合機などのプリンター。
データを持っているパソコンと、印刷技術を持っているプリンターをネットワーク経由で繋ぐのがプリントサーバです。

そのまま、パソコンとプリンターをUSBケーブルで繋ぎ、印刷を行うことは問題ありませんが、オフィスなど多数のパソコンと少数のプリンターで構成されている環境の場合、毎回USBケーブルをパソコンから取り外し他のパソコンへ繋げるという作業はとても面倒。
しかし、イーサネット(Ethernet)などのケーブルを使用して多くの電子機器とネットワークを構築させることができるプリントサーバがあればパソコンが多くてもネットワークを繋ぐことでUSBケーブルの取り外しを毎回行わなければならないという事はありません。

プリンターがオフィスに導入された当初は、汎用のサーバにプリント用ソフトウェアを導入し対応していました。
しかし、小型のプリンターや専用機器が販売されるようになり、プリンターのケーブルを接続するプリントサーバが多くのオフィスに広まっていきます。

パソコンには「プリンタの共有設定」がある機種もあり、プリントサーバが無くともLANに接続できる環境があれば、プリンタの共有設定を行っているパソコンを介して他のパソコンもプリンターを使用することが可能です。
しかし、プリンタの共有設定を行っているパソコン自体が起動していなければ、そのパソコンを通じたネットワークでしかないため、他のパソコンはプリンターを使用することはできません。
プリントサーバがあれば、ネットワーク上に繋がっているどのパソコンが起動していなかろうと、プリントサーバを介してネットワークが構築されているためプリンターを使用することができます。

多くの機種では、使用前にプリンタードライバーをインストールする必要があります。
プリンターとプリントサーバのほかに、プリントを依頼するパソコンも必要ですが、サーバに依頼するパソコンを「クライアントパソコン」と呼びます。
プリントサーバ経由やダウンロード、CD-ROM読み込みなどの方法で、クライアントパソコンに対象のプリンター専用のプリンタードライバーをインストールしておきましょう。

無線接続プリントサーバ

現代のプリント環境の多くは、USB接続ではなく無線LAN接続です。
無線で繋がることができるため、USBケーブルをパソコンへ繋ぐ必要もなくなりました。
プリンターとプリントサーバなどの無線親機を直接つなぎ、インターネット回線を使ってパソコンとプリントサーバを連携させます。
インターネット回線を利用することで、電波が届く範囲内であればどこにいても、ケーブルなしでパソコン操作からプリントすることが可能。
このやり方は無線LAN機能がないプリンターでも利用可能です。

また、プリンターとも接続できるワイヤレスブリッジも販売されています。
ワイヤレスブリッジとは、無線アクセスポイント同士を接続させ様々なデータのやり取りを行うハブになる機能のこと。
広範囲まで電波が届くため、オフィスのネットワーク構築などにも役立ちます。
データのやり取りと一緒にワイヤレスブリッジでプリンターとパソコンをつなぐこともできます。

プリントサーバ内蔵プリンター

現在、販売されているプリンター内にプリントサーバが埋め込まれている無線LAN機能対応プリンタが中心となっており、独立した単体のプリントサーバを使用する必要性も極めて少なくなりました。

これでプリントサーバを置いていたスペースは必要なくなりますし、プリントサーバ購入費用も必要ありません。

ただ、現在でも一定の需要はあり、独立したプリントサーバは生産・販売されています。
現在販売されている独立したプリントサーバは、小型化し以前のような高値で販売されていないため手軽に手が届く存在になっています。

スマホでプリント

サーバに依頼する方をクライアントといいますが、パソコンだけがクライアントだけではありません。
現在では、スマホやタブレットからデータをプリンターに送り印刷させることもあるため、スマホやタブレットもクライアントとなります。

「AirPrint」や「Wi-Fi Direct」に対応しているプリンターも多く販売しています。
AirPrintとは、iPhoneやiPad、などのiOS端末とプリンターを販売している企業「brother」の製品を接続しプリントを行うシステム。
Wi-Fi Directとは、Wi-Fiルーターが無い状態でプリンターやテレビ、パソコン、タブレットなど様々な端末同士をつなぐシステム。
絶族可能なプリンターにはプリントサーバも内蔵されているため、容量の大きいデータでも難なくプリントすることが可能です。

無線で端末同士をつなぐといえば、BluetoothもありBluetooth対応プリンターも販売されていますが、Bluetoothは基本的に少ない容量を近距離の端末と繋げるためのシステムです。
AirPrintやWi-Fi Directは繋げるデータ量も大きく、遠い所まで繋げるため距離を気にする必要もないため、ビジネスで使用する場合はBluetoothよりも向いているでしょう。

急に、タブレット内の資料データをプリントしなければならなくなった、スマホ内の写真画像を印刷したいといった時に、気軽にプリンターへ接続しプリントすることがで切るというメリットがあります。

Wi-Fi Directは、スマホやタブレットだけではなく、パソコンでも使用が可能です。
しかし、Wi-Fi Directを使用している時は、無線LANルーター接続が切れてしまうためインターネットは使用できません。
そのため、Wi-Fi Directを使用し終わった場合は、自動で無線LANルーター接続に戻るものもありますが、戻らない場合は手動でSSIDを選択し接続しなおさなければなりません。
インターネットを使用したい場合はWi-Fi Directではなく、他の方法でプリンターと接続しましょう。

親和性の高いサーバ

プリントサーバやプリンターは、どんなパソコンとも接続可能という訳ではありません。
接続のためには条件があり、またプリンターとして活用するためにはあった方が良い機能というものも存在します。

プリンター購入時の注意

【対応OS】
Windowsのバージョンにより対応していないプリントサーバやプリンターは存在しています。
事前に使用しているパソコンのOSを確認してから購入してください。

【双方向性が可能か】
以前のプリンターでは、クライアントパソコンがプリントサーバやプリンターに対してデータを送り、そのデータ通りにプリントすることのみが仕事でした。
しかし、現在ではパソコンとプリントサーバやプリンターは双方向でデータをやり取りしています。
印刷状況やインク残量、通信状況など様々な情報がプリントサーバからパソコンへ送られているためデータのやり取りが双方向であることが、プリントサーバやプリンターを使いこなすために必要な条件となっています。

【必要な接続が可能か】
USBケーブルで接続するのみの時代は、接続環境はそれほど問題になりませんでした。
イーサネットの規格対応が問題となることもありますが、基本的に有線接続の場合は自動的に適切な企画で接続されます。
しかし、プリントサーバやプリンターへ接続するツールが多様化しているため、パソコンを含め接続環境のチェックは重要となりました。
有線接続のタイプと無線LAN接続のタイプ、またAirPrintやWi-Fi Directが可能かどうかといった点も確認しましょう。
古いプリントサーバやプリンターでは対応していない接続方法は複数存在しています。

まとめ

現在、プリンター単体よりも、様々な機能が搭載された多機能複合機が主流です。
特に、オフィスでは状況によって違う機能が必要とされるため、プリンター単体でスペースをとっていると邪魔になってしまいます。
プリントのほかにFAXやスキャナー取り込みなどの機能が搭載された複合機ですが、現在ではクラウド対応している機種もありクラウド上のデータを簡単にプリントすることも可能。
モバイルにも対応している機種もあるため、用途だけなく接続ツールも多様化しています。

そんな多機能複合機ですが、ビジネス用だけではなく家庭用にも複合機は販売されています。
家庭用の複合機も機能は素晴らしく、家庭用で十分というオフィスも存在していますが、多くの印刷を行うオフィスではプリントサーバで問題が起こる可能性があります。
共有されている複合機を含むプリンターでは、多くのデータを処理するとプリントサーバに負担がかかりレスポンスが低下するなどの問題が発生しかねません。
最悪、プリントサーバに負担がかかりすぎてしまい、サーバが停止してしまう危険性も。

ビジネス用の複合機は、高速プリントや大容量プリントなど大きなデータにも対応することを前提に作られており、プリントサーバの耐久性も高くなっています。
印刷する量が多いオフィスの場合は、プリントサーバの耐久性に注意して方が良いかもしれません。


WRITER

トラムシステム(株)メディア編集担当 鈴木 康人

広告代理店にて、雑誌の編集、広告の営業、TV番組の制作、イベントの企画/運営と多岐に携わり、2017年よりトラムシステムに加わる。現在は、通信/音声は一からとなるが、だからこそ「よくわからない」の気持ちを理解して記事執筆を行う。


UNIVOICEが東京MXの「ええじゃないか」という番組に取り上げられました。

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