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ビジネスフォンの導入工事とは?PBX・電話機設置に必要な作業を詳しく解説|トラムシステム

ビジネスフォン(ビジネスホン)の導入には、回線や設置の工事が必要です。PBXや電話機の機種と合わせて、どの工事業者に依頼すべきかも重要な検討ポイントになります。この記事では、ビジネスフォン導入時に必要な工事の内容や料金相場、適切な工事業者の選び方を解説します。

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ビジネスフォン導入時に発生する工事とは

内線、転送、保留などの業務で使える様々な便利機能が搭載されているビジネスフォン。電話線と電話機を繋ぐだけで使えるようになる家庭用電話機と異なり、導入には工事が必要です。

工事は主に「回線工事」と「電話工事」の2種類あります。それぞれ具体的にどのような作業を行うのか、詳しく見ていきましょう。

回線工事

ビジネスフォン導入では、PBX(主装置)や電話機を設置する前に電話回線を敷設する「回線工事」が発生します。現場の状況によっていずれかの作業が実施されます。

1.新規設置工事:ビジネスフォンの新規設置に伴う工事
2.移設・増設工事:オフィスのレイアウト変更や電話機の増設に伴う工事
3.配線整備工事:複数回のレイアウト変更や増設によって入り乱れた状態となった配線を整備するための工事
4.撤去工事:電話機の撤去に伴う工事

電話工事

回線工事が完了した後に行われる電話工事は、具体的に「交換機工事」「電話配線工事」「電話機設置工事」の3種類があります。

交換機工事:PBX(構内交換機:内線電話同士の接続や、外線電話への接続を行う機器)の設置を行う。
電話配線工事:各フロアに設置する電話機と主装置を繋ぐ。オフィスの床(OAフロア)、カーペット、壁などをモールというカバーを使って這わせる。
電話機設置工事:各フロアに設置する電話機一つずつに対して接続・設定を行う

これら3つの工事をまとめて「電話工事」と呼びます。

新規導入時の料金相場

ビジネスフォンの導入工事にかかる費用は、各作業で発生する金額を合算したものになります。

例としては、基本工事費(一工事における工事員の派遣費用)が4,500円、交換機工事が1,000円/1回線(新設の場合)などがあります。

販売業者によっては特定のビジネスフォンを購入することで工事費用が割引されるといったキャンペーンを行っているところもあります。複数の業者に見積を依頼し、金額やサービス内容を比較検討しましょう。

工事の詳細や詳しい料金相場はこちらの記事で解説しています。ぜひ合わせてご参考ください。

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【ビジネスホンメーカー別】工事方法の違い

ビジネスフォンの導入工事は概ねどのメーカーであっても共通していますが、一部工事手法が異なるケースがあります。

具体的には、主装置から各電話機への配線の仕方に違いがあります。それぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

スター配線方式

スター配線方式の画像

スター配線方式とは、ビジネスフォンの主装置と各電話機を一台一本のケーブルで配線する方式です。主装置を中心に各電話機が星のように配線されることからスター配線方式を呼ばれています。

電話機と配線が1対1の関係になるため、電話機一台に対して一本のケーブルが必要です。

各電話機が独立した状態で接続されているため、ある配線にトラブルや断線が発生したとしても、被害をそのケーブルで接続されている一台のみに抑えることが出来る点がメリットです。

一方で、利用したい電話機の台数分のケーブルを用意する必要がある点、大量の電話機を設置する場合はケーブルの量も多くなり、配線がわかりづらく、また絡まりやすいという点がデメリットとして挙げられます。

スター配線方式は、NAKAYO、SAXA、IWATU、HITACHI、NEC、FUJITSUなどのほとんどの主要メーカーで従来から採用されている方式です。

バス配線方式

バス配線方式の画像

バス配線方式とは、スター配線方式のようにケーブルと電話機の関係が1対1でなく、1対多となる配線方式。主装置から伸びる一本のケーブルを途中分岐させながら複数の電話機と接続します。

一本の配線で接続できる電話機の標準台数は8台です。

バス配線方式のメリットは、一本のケーブルで複数台の電話機と接続できるため用意するケーブルの本数が減る点です。他には配管の幅狭い、あるいは詰まっている状況でも一本の配線を通すだけで複数台の利用が可能である点です。

一方で、一本のケーブルが途中で分岐しながら複数台を繋がっているため、途中で断線やトラブルがあった場合の影響が複数台に及ぶ、というデメリットがあります。

バス配線方式は、NTTの一部機種で採用されている配線方式です。スター配線用の電話機とバス配線用の電話機はそもそも規格が異なるため、NTTの電話機を増設する場合は型番に注意が必要です。

LAN配線方式

LAN配線方式の画像

LAN配線方式とは、モジュラーケーブル(電話配線)ではなくLANケーブルを利用して電話機と主装置を繋ぐ方式。接続する機器はIP電話機に限定されます。

電話機をインターネット回線で繋ぐため、オフィスに電話配線を敷設する必要がない点がメリットです。インターネットも電話も一つの回線で一元管理ができるようになります。

デメリットとしては、PoEHubに給電するためのACアダプタまたはPoE給電対応のHUBを用意する必要があることが挙げられます。


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良質なビジネスフォン工事業者の選び方

ビジネスフォンの工事業者はネットで検索するとたくさん出てくるため、いざ選ぶとなるとどこにすべきか迷ってしまうことでしょう。

電話機本体の機種や値段も重要なポイントですが、工事業者選びもとても重要です。残念ながら中には顧客を騙そうとする悪徳業者もいるため、注意が必要です。

工事実施に必要な免許を保持しているか

電話工事では、国家資格である「工事担当者」を保有する人が工事を実施、または監督する必要があります。

この資格は、電気通信回線と端末設備などの接続を行うために必要な知識や技量を認定しているものです。資格を有していない人が工事を行った場合や資格を有する人が監督者としていない状況で工事が行われた場合は、法律違反として罰せられる可能性があります。

つまり、小規模の工事だからといって無資格の社員が勝手に電話通信回線などをいじることもできません。

ビジネスフォンを専門に取り扱っている業者の場合、資格保持者が在籍していることが一般的です。しかし、格安で工事を提供している業者の中には、無資格で工事を行っていることもあるため注意が必要です。

見積書のわかりやすさ

工事業者の選定時には、複数の業者に見積もりを依頼することをおすすめします。

複数の業者の見積書を見比べることで、工事にかかる適正価格の見極めだけでなく、A社の見積書にはない工程がB社には含まれている、といったような工事工程の把握にも役立ちます。

見積書のわかりやすさも業者の誠実性を確かめる基準です。

「工事一式」や「器具一式」といったように内訳が詳しく記載されていない見積書や、他の業者の見積書にないような費用が上乗せされている場合は、費用の算出根拠や詳細を業者に問い合わせしてみましょう。

事前の下見、段取りの打ち合わせなどがしっかりとあるか

ビジネスフォンの導入工事は、どこに主装置、各電話機を設置するかといった事前の打ち合わせが重要です。

打ち合わせを十分に行わなかった場合、当日必要な部品や器具が揃っておらず工事ができない、あるいは追加の費用が発生するといったことも起こりえます。

事前の下見や打ち合わせの回数、内容についてどれくらい業者が対応してくれるのかを、契約前に確認しておくことが大切です。

レスポンスの早さ、応対などの担当者の対応

電話工事業者との関係は、ビジネスフォンの設置工事一回限りではなく、設置した後も何かトラブルなどを起きた場合に問い合わせなどやり取りをする可能性があります。

そのため、業者としてのサービス内容と合わせて担当者との相性も重要です。

今後も関係が続いていくことを考慮して、問い合わせに対してのレスポンスの早さ、丁寧さ、言葉遣いや態度なども選定ポイントの一つとした方が良いでしょう。

工事内容の説明時にわかりやすい言葉を使ってくれるかどうかも見るべきポイントの一つです。

中には難しい専門用語ばかりを使って客を混乱させ、無駄な工事を追加して費用を過大請求する業者もいます。

アフターフォロー

設置工事後、万が一電話機や回線のトラブルが発生した時のサポートやフォローの内容についても確認しておきましょう。

特にビジネスフォンは日々の業務で利用するため、障害が起きた場合に業務への影響が即座に出てきます。

障害が発生した時のホットラインや補修工事が必要になった場合の費用など、継続して利用し続けるためのサービス内容を確認します。

工事不要で電話が使えるクラウドPBXとは?

面倒な回線工事や電話工事を行わずに最短期間でオフィスの電話設備を整えたいのであれば、クラウドPBXがおすすめです。

クラウドPBXとは、ベンダーがクラウド上に設置したPBX(構内交換機)にインターネットを通じてアクセスすることで内線・外線などの電話機能を利用するサービスです。

電話回線ではなくインターネット回線を利用するため、回線工事が必要ありません。さらにビジネスフォンの主装置にあたるPBXがクラウド上にあるため、オフィス内に物理的な機器を設置することなく、インターネット環境さえあればすぐに利用開始できます。

クラウドPBXのメリット
・PBX(主装置)を購入する必要がないため、初期費用を抑えられる
・インターネット環境があればPBX機能を利用することができる
・スマートフォンを内線端末として利用できる
・複数拠点を持つ企業の場合、海外拠点であっても拠点間の通話をすべて内線で行える
・物理的な機器をオフィスに設置する必要がないため、地震などの自然災害時に破損する危険性がない
・機器のメンテナンスやセキュリティ対策を自社で行う必要がない
・回線の増減や設定などもブラウザから簡単に行うことができる

これらのメリットにより、個人事業主・中小企業から大企業まで様々な企業で普及しています。

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まとめ

一度設置したビジネスフォンは、新品の場合10年間ほどは利用することができるため、主装置、電話機の機種だけでなく、業者選びも慎重に行うようにしましょう。優良な業者は配線や設置場所のアドバイスも行ってくれます。見積もりなどを通して、長期間にわたって良い関係が築けそうな業者を見極めましょう。


WRITER

トラムシステム(株)メディア編集担当 鈴木 康人

広告代理店にて、雑誌の編集、広告の営業、TV番組の制作、イベントの企画/運営と多岐に携わり、2017年よりトラムシステムに加わる。現在は、通信/音声は一からとなるが、だからこそ「よくわからない」の気持ちを理解して記事執筆を行う。


UNIVOICEが東京MXの「ええじゃないか」という番組に取り上げられました。

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