クラウドPBXの通信量は?通話1分あたりの使用量や月の目安を解説|トラムシステム
PBX(構内交換機)をクラウド化したクラウドPBXは、低コストかつ短納期でPBX機能を構築できるツールとして注目されています。
特にクラウドPBXアプリによるスマートフォンの内線化は、通信手段の一本化が可能です。ただし、スマートフォンのデータ通信量に応じた利用料金が発生します。
本記事でクラウドPBXのデータ通信量や通話料の目安を知り、コスト計算に役立てましょう。
クラウドPBXアプリで使用するデータ通信量の目安
クラウドPBXアプリの利用で発生するデータ通信量は、サービスによって異なります。今回は3つのサービスのデータ通信量をまとめた表から目安を考察してみましょう。実際の通信量は電波状況などの影響を受けて変動するため、あくまで参考としてご覧ください。
サービスによって通信量にばらつきがあるのが見て取れます。あえて目安を設定するとすれば、以下の通りです。
【クラウドPBXアプリのデータ通信量目安】
・1分あたりの通信量:0.5MB~1MB
・1時間あたりの通信量:30MB~60MB
・1か月あたりの通信量:600MB~1GB
1日1時間の利用であれば、多くの場合1か月1GB前後の通信量で収まります。ただし、1分あたりの通信量が1MBを超えるサービスの場合は、毎日1時間の通話で1か月1GB以上のデータ通信量が予想されるため注意が必要です。
クラウドPBXの通話料
クラウドPBXの通話料も確認しておきましょう。実は、多くのサービスで共通の通話料となっています。
【クラウドPBXの通話料(税抜)】
・固定電話との通話:3分/8円
・携帯電話との通話1分/16円
・内線端末との通話:無料
従来のビジネスフォンより安価な通話料となっており、距離による料金変動も発生しません。通話料の安さを最大限に生かすため、固定電話機を全廃してクラウドPBX+スマートフォンに切り替える企業も増加しています。
通信コストをさらにカットする方法
クラウドPBXは、工夫次第で通信コストをさらにカットできます。全て簡単な手続きで完了するため、1つずつ実行していきましょう。
【クラウドPBXの通信コストをカットする方法】
・電話回線契約数を見直す
・プロバイダーのプランを見直す
・インターネットFAXを導入する
・UC(ユニファイドコミュニケーション)機能で業務効率化
詳細は以下のリンク先の記事をご覧ください。
まとめ
データ通信量と通話料は、クラウドPBXアプリ導入時に考慮すべきポイントです。導入前に発生するコストを試算し、余裕を持ったプランを組み立てなければなりません。ベンダーと打ち合わせを重ね、最適な料金プランを策定しましょう。
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WRITER
トラムシステム(株)メディア編集担当 鈴木康人
広告代理店にて、雑誌の編集、広告の営業、TV番組の制作、イベントの企画/運営と多岐に携わり、2017年よりトラムシステムに加わる。現在は、通信/音声は一からとなるが、だからこそ「よくわからない」の気持ちを理解して記事執筆を行う。