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2022.03.14

ISDN / インターネット / 光回線 / ADSL /

インターネット回線の種類と選び方│今利用している回線の確認方法も解説|トラムシステム

インターネット契約時に選択するのが回線の種類です。ダイヤルアップ、ADSL、光回線などがあり、現在では光回線が主流となっています。光回線以外の回線はサービスの縮小や終了が続いており、利用している場合は交換が必要です。

インターネット回線の種類や違いについて解説しますので、回線見直しを検討中の方はぜひ参考にしてください。

サムネイル画像

インターネット回線の種類

インターネット回線の歴史はダイヤルアップから始まり、光回線を含む複数の形態が運用されてきました。どのようなものがあるか見ていきましょう。

ダイヤルアップ回線

既存の電話回線や携帯電話回線を利用してインターネットに接続する手法です。1990年代後半に誕生し、一時期はインターネット回線のほとんどがダイヤルアップ接続でした。回線工事が不要で安価にインターネットをはじめられるのがメリットです。

インターネットの普及に大きく貢献したダイヤルアップ回線ですが、2つのデメリットがありました。回線速度が56Kbps程度とあまりに低速すぎる点、通信費やプロバイダ料金が合計数万円と非常に高額な点です。また、同じ電話回線を共有しているため、電話とインターネットの同時利用はできません。

ISDN

インターネット専用のデジタル回線を設置し、電話回線2本でインターネットを行う手法です。ダイヤルアップ回線よりも高速で電話との同時利用も可能となっているのがメリットとなっています。

高速になったとは言え、回線速度は128kbpsとまだまだ低速です。ダイヤルアップ接続と同じ高額な通信費に加え工事費用まで発生するため、コストの高騰もデメリットです。ダイヤルアップ回線と同じく一線を退いており、2024年にはサービス終了が予定されています。

ADSL

定額料金制度を取り入れ、回線速度も50Mbps(ダイヤルアップの約900倍)と大幅に高速化した手法です。通信費が定額制になったのが最大のメリットで、月額数万から3,000円程度と大幅な値下げを実現しました。アナログ電話回線があれば工事も不要です。

従来よりも利便性は大きく向上しましたが、後述する光回線に比べると回線速度が遅く、距離の影響を受けやすいなど通信の安定性にも問題があります。ISDNと同じく2023年から2024年にかけてサービス提供終了が予定されています。

CATV

ケーブルテレビ用の有線回線を用いた手法です。ケーブルテレビとセットで利用できるのが特徴で、電話回線も利用しません。電話料金が発生しない、電話局との回線距離が安定性に影響を与えないというメリットがあります。

ただし、当然ながらケーブルテレビに加入しないと利用できません。

光回線(光ファイバー)

光ファイバーという特殊な繊維を用いた回線で通信を行う手法です。情報を光信号で伝達するため、平均1Gbpsという圧倒的な通信速度を誇ります。距離の影響を受けにくいなど安定性も優れており、動画視聴やオンラインゲームプレイにも支障がありません。

通信費は6,000円程度とやや高めですが、スマートフォン、電気、ガスなど他のサービスとのセット割引が適用される場合もあります。ADSLやISDNは順次廃止されるため、数年後にはインターネット回線の全てが光回線で代替されるでしょう。

モバイル回線

スマートフォンや携帯電話で用いられるモバイル回線も、携帯端末の普及により発展を遂げています。通信速度が早めのタイプなら利用料金は月額4,000円程度です。

モバイル回線には、スマートフォンの通信などに利用される移動通信システムや「4G」やルーターという電波発信機を用いて行う「Wi-Fi」および「WIMAX」があります。2020年代には4Gよりはるかに高速な「5G」も開発され、日本でも試験導入中です。

「4G」のような移動通信システムは、ルーターが不要で全国どこでも通信が可能ですが、障害物や地形の影響を受けやすいというデメリットがあります。ルーターを利用して行うタイプは、機器のそばでしか通信を行えませんが、移動通信システムよりも高速です。

ISDN・ADSL・光回線の違いとは

現在でも利用されているISDN、ADSL、光回線の違いを表でまとめると以下のようになります。 光回線以外は廃止が予定されているため、期限前に光回線に交換できるよう調整しましょう。

ISDN・ADSL・光回線の違い

現在利用しているインターネット回線を調べる方法

環境によっては「自分が今何の回線を利用しているのか」が分からないこともあります。そのような場合は以下のような手法を試してみましょう。

・回線終端装置の確認
光回線には回線終端装置と呼ばれる箱型の機器が設置されています。この機器に「ADSL」と記載されていればADSL、「ONU」や「VDSL」と記載されていれば光回線です。

・契約関連書類の確認
契約書にはインターネット回線の種類と契約しているプロバイダが記載されています。契約書を紛失してしまった場合は、請求書に記載されているプロバイダの連絡先から問い合わせましょう。

・メールの確認
申込時や契約完了時に送信されたメールから確認することもできます。契約書がPDFで添付されている場合もあるため、メールフォルダをさかのぼってチェックしましょう。

・ツールによる確認
「確認くん」や「Whoisドメイン調査ツール」などを利用し、IPアドレスからインターネット回線を確認することもできます。契約しているプロバイダの確認も可能です。

・プロバイダへの確認
書類、メール、ツールなどを活用すれば契約しているプロバイダを特定できます。プロバイダに直接問い合わせて確認するのがもっとも確実な方法です。

契約の際にもらった書類やメールなどの資料は大切に保管し、必要な時にいつでも確認できるようにしましょう。

まとめ

ISDNやADSLが一部存続しているものの、インターネット回線の主流は光回線に移り変わりつつあります。自宅で利用している回線を確認し、光回線以外であれば交換を検討しましょう。2024年の廃止予定日に注意しながら計画を進めてください。


WRITER

トラムシステム(株)メディア編集担当 鈴木 康人

広告代理店にて、雑誌の編集、広告の営業、TV番組の制作、イベントの企画/運営と多岐に携わり、2017年よりトラムシステムに加わる。現在は、通信/音声は一からとなるが、だからこそ「よくわからない」の気持ちを理解して記事執筆を行う。


UNIVOICEが東京MXの「ええじゃないか」という番組に取り上げられました。

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