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2019.03.14

インターネット回線の種類と選び方│今利用している回線の確認方法も解説|トラムシステム

現代社会に欠かせないインターネット。利用するためには、インターネット回線の設置が不可欠となります。しかし、光回線やADSLなど回線の名前は聞いたことはあっても、具体的や特徴や設置方法がよく分からない方も多いです。本記事では、インターネット回線の種類、確認方法、選び方を解説します。自分に合った回線を設置したい方は必見です。

インターネット回線の種類

・ダイヤルアップ接続
インターネット黎明期に利用されていたのが、既存の電話回線を利用するダイヤルアップ接続です。1990年代後半から利用されており、当時の回線のほとんどを占めていました。

特別な工事や準備が不要で、誰でも簡単に始められるのが大きなメリットです。ただし、2つの大きなデメリットがありました。1つ目はインターネットを利用すると電話が出来なくなる点、2つ目が通信の時間に応じた利用料金やプロバイダ料金などで月痛万円の利用料がかかる点です。

回線速度も56kbpaとかなり低速で、現代のインターネットの利用にはまったく適していません。インターネット回線としての役割はほとんど終えており、現在も利用している場所はほとんどありません。

・ISDN
ダイアルアップ接続とは違い、電話回線2本でインターネットを行うのがISDNです。デジタル電話回線を設置して、インターネット専用の回線を開通します。

電話とインターネットを同時に利用できる、回線が増えたことにより速度も増加しているのがメリットとして挙げられます。デメリットとしては、1つ目がダイヤルアップ接続と同じく通信の時間に応じた高額な費用が掛かること、2つ目が128kbpsとまだまだ低速な点です。

ダイアルアップ接続と同じく、ISDNもインターネット回線としての役割を終えつつあります。NTT東西は2017年に「ISDNの提供を2024年には廃止する」と発表しており、後続の回線へのバトンタッチが進んでいくでしょう。

・ADSL
2000年ごろから普及し始めたのが、アナログ電話回線を利用するADSLです。回線事業者やインターネットプロバイダに依頼することで、インターネットが利用可能になります。月額料金は2000~5000円、利用開始までの期間は1~2週間です。

ADSLのメリットは、1つ目が電話回線さえあれば工事が不要なこと、2つ目が以前の回線よりも大幅に高速化していることです。回線速度は50Mbpsとダイヤルアップ接続の約900倍となっており、現在のインターネットも十分利用可能です。

現在主流の光ファイバーが利用できないところでは、ADSLはいまだに現役です。ただし、光ファイバーに比べると若干通信速度が劣り、基地局までの距離や電話線の質などの影響を受けやすいというデメリットもあります。

・CATV
ADSLと同じく、2000年ごろから登場したのがCATVです。ケーブルテレビを見る際に利用する有線回線をインターネットに利用します。ケーブルテレビの会社がプロバイダとなっておりケースがほとんどで、契約を結ぶことによりインターネットが利用できます。

電話回線を利用しないので電話料金が発生せず、電話局との回線距離も影響しないというメリットがあります。半面、ケーブルテレビと契約しないと利用できないというデメリットがあります。

・光ファイバー
特殊な専用回路を利用し、光信号による通信を行うのが光ファイバーです。2003年ごろから登場し、回線の中ではもっとも普及しています。月額料金は3~6000円、利用開始までの期間は1~4週間です。

光ファイバーのメリットは何といっても通信速度です。1Gbpsという超高速での通信が可能で、他の要素の影響を受けづらく安定性も高いです。お得なサービスも充実しており、利用料金も安価になりつつあります。

デメリットとして、堅牢な回線設備を準備するための工事が必要、開通まで時間がかかるがあります。以下の記事では、光ファイバーについてもっと詳しく解説しているので参考にしてください。

・モバイル回線
有線回線だけでなく、無線によるモバイル回線も近年発展を遂げています。携帯端末の普及度が爆発的に延びているからです。通信速度早めのタイプなら利用料金は4000円程度で、即日利用できます。

モバイル回線には、スマートフォンの通信などに利用される移動通信システムとして「4G」、ルーターという電波発信機を用いて行う「Wi-Fi」や「WIMAX」があります。

「4G」のような移動通信システムは、ルーターが不要で全国どこでも通信が可能ですが、障害物や地形の影響を受けやすいというデメリットがあります。ルーターを利用して行うタイプは、機器のそばでしか通信を行えませんが、移動通信システムよりも高速です。

現在利用している回線の確認方法

環境によっては「自分が今何の回線を利用しているのか」が分からない場合があります。そのような場合は以下のような手法を試してみましょう。

・「確認くん」や「Whoisドメイン調査ツール」を利用し、IPアドレスからインターネット回線を確認
・契約書やメールからインターネット回線を確認
・ネット回線業者に直接連絡し確認する

契約の際にもらった書類やメールなどの資料は大切に保管し、必要な時にいつでも確認できるようにしましょう。

回線の選び方

インターネット回線を開通する際は、自分がインターネットを行う頻度やこだわりたい条件を確認しましょう。確たる基準がないままの場合、回線業者に言われるがまま高額なサービスや相性の悪い機器を購入してしまいます。

そのため、通信速度のみで単純に回線やサービスを選ぶのは危険です。回線の選ぶ際に基準となる要素を解説しますので、それをもとに自分が利用しやすい回線と契約しましょう。

利用シーン

まず、ネットを利用する環境がどこかを思い浮かべましょう。自宅でパソコンを利用するのが主な場合は、固定回線を開通してインターネットをの楽しむのがおすすめです。一か所に定住せず各地を渡り歩いている、外出することが多い場合は、ルーターを利用する「WiMAX」がおすすめです。

利用用途

次に、インターネットの利用目的がどこにあるかを確認しましょう。家でちょっとした調べ物をするだけの場合は、高速通信はさほど必要ではありません。逆に、仕事で利用する場合や負荷のかかるゲームを楽しみたい場合は、光ファイバーなどの高速通信回線を利用しましょう。

セキュリティの重要度も大事な基準です。特に機密度の高くない作業の場合は「Wi-Fi」でも構いませんが、重要な情報を扱う場合は専用回線が必須となります。

コスト

高速で安定性の高い回線を求めると、そのために必要なコストは自然と増大します。経済状況を分析し、あまり高額なサービスは避けるようにしましょう。光ファイバー通信を利用すると、工事費なども相まって高額になりやすいです。

自宅の回線で費用を抑えたい場合は、ADSL回線を利用するのがおすすめです。最低限の通信速度を保ちつつ、光ファイバー通信より安価に利用できます。ただし、1部サービスではADSLの販売終了が始まっているので注意しましょう。

住んでいる地域

住んでいる地域によって、回線の選び方も変わってきます。高速通信が可能で人気の高い光ファイバーですが、実は一部地域では利用できないという弱点があります。その場合は別の回線を利用する必要があるので、申し込みの際は確認しましょう。

光ファイバーが利用できない地域では、ADSLが利用できる場合が多いです。ただし、今後の状況によって変化する可能性もあるので、一度回線業者に相談し確認しましょう。

工事の有無

回線によっては、開通のための工事を必要とする場合があります。光ファイバーがその典型ですが、その場合開通まで時間がかかることに注意しましょう。
マンションの場合は、許可なく工事を行うと騒音などで問題になる場合があります。工事が必要となった場合は、不動産の管理者に一度連絡してみましょう。

まとめ

インターネットを楽しむための回線には様々な種類があり、価格や通信速度など求める条件によって、最適なものは変わってきます。身の丈に合ったものを選べるように、回線ごとの特徴を吟味しましょう。

回線の選び方としては、以下のような考え方ができます。
・自宅で高速通信を楽しみたい、そのためのコストは惜しまない→光ファイバー
・光ファイバーより安価に利用したい、住んでいる地域で光ファイバーが利用できない→ADSL
・外出先でパソコンを積極的に利用する、スマートフォンとパソコンの回線を共用にしたい→WiMAX
この考え方はほんの一例です。自分だけのオリジナル条件を追求し、最適な回線を選べるようにしましょう。


WRITER

トラムシステム(株)メディア編集担当 鈴木 康人

広告代理店にて、雑誌の編集、広告の営業、TV番組の制作、イベントの企画/運営と多岐に携わり、2017年よりトラムシステムに加わる。現在は、通信/音声は一からとなるが、だからこそ「よくわからない」の気持ちを理解して記事執筆を行う。


UNIVOICEが東京MXの「ええじゃないか」という番組に取り上げられました。

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