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2021.11.09

クラウドPBX / 比較 / 大手 /

大手も続々参入!主要クラウドPBXメーカー9社を比較解説|トラムシステム

コスト削減や生産性向上などを目的として導入が進むクラウドPBX。近年は従来のクラウドPBXベンダーだけでなく、NTTやソフトバンク・KDDIなど大手通信キャリアの市場参入も進み、益々注目度が高まっています。

この記事ではクラウドPBXの導入を検討している企業担当者に向けて、国内の主要クラウドPBXベンダー10社を比較し、それぞれの特徴を解説します。

クラウドPBXとは

クラウドPBXとはベンダーがクラウド上に設置したPBXをインターネットを通じてアクセスすることで、電話機能を利用するサービスです。

機能面ではIP-PBXや従来のPBXと同様の機能が利用できます。クラウドPBXを利用するには月額利用料が必要となりますが、従来のPBXやIP-PBXで必要となる機器の購入費用や保守運用費用がかかりません。

インターネットに接続できる環境があれば、設置工事などが不要ですぐに利用開始できる手軽さが最大の特徴です。クラウドPBXは初期導入や保守運用にかかる費用や作業員の確保が難しい小~中規模の企業や、スピード感を重視したいスタートアップ企業で特に人気を集めています。

クラウドPBXの事業者は大きく2種類

クラウドPBXは主に大手通信キャリアとクラウドPBXベンダーの2事業者から提供されています。それぞれの特徴、メリット・デメリットを比較すると以下の通りです。

大手通信キャリア

NTT系のNTT東西やNTTコミュニケーションズ、ソフトバンクなど大手通信キャリアが提供するクラウドPBXは、大手ならではの安心感や信頼度・サポート品質の高さが魅力です。

クラウドPBXだけでなく、データ回線や電話回線などとセットで導入することもできるので、面倒な手続きを丸ごと任せられるのもメリットといえるでしょう。

デメリットとしては大企業向けのサービスであることが多くコストも高めである点です。コストは二の次にしても、確実で手厚いサービスを求めるのであれば大手通信キャリアがおすすめです。

クラウドPBXベンダー

クラウドPBXベンダーは現在多くの企業が参入しており、特徴やメリットも異なります。一般的には比較的低コストで、中小企業やスタートアップでも手軽に導入しやすいのが特徴です。

特定の業界・業種に強みを持ち、様々な特色ある機能を備えていることも多く、ニーズや導入目的に合わせてピッタリなクラウドPBXを選ぶことができるのもメリットといえます。

デメリットはクラウドPBXベンダーによっては音声品質・サービス品質などが不十分である点です。営業担当やパンフレットでの情報収集はもちろん、導入実績や口コミなどを参照しながら高品質なベンダーを選ぶようにしましょう。

大手通信キャリアのクラウドPBX4選

大手通信キャリアが提供するクラウドPBXを4つ紹介します。それぞれの特徴や料金、メリット・デメリットを解説しますので、参考にしてください。

なお記載情報は2021年11月1日時点のものです。

「ひかりクラウドPBX」NTT東日本/NTT西日本

画像出典:https://business.ntt-east.co.jp/service/pbx/

ひかりクラウドPBXはNTT東日本、西日本が提供するクラウドPBXです。クラウドPBXの基本的な機能を備えていることに加え、音声通話品質が高く、110や119などの緊急通報が利用できる点などがメリットです。

「まるらくオフィス」サービスを併用することで、光アクセスサービス・Wi-Fi環境・情報セキュリティ対策、電話環境といったICT環境構築を任せることができます。中~大規模で面倒な作業を丸ごとお願いしたい企業に向いているでしょう。

【料金】
・月額利用料:10 IDパック 11,000円(税込み)
・新設工事費(代行設定あり):16,500円(税込み)
・基本工事費:4,950円(税込み)

参考:
NTT東日本
NTT西日本

「Arcstar Smart PBX」NTTコミュニケーションズ

画像出典:https://www.ntt.com/business/services/voice-video/voip/smartpbx.html

Arcstar Smart PBXはNTTコミュニケーションズが提供するクラウドPBXです。

内外線、グループ着信機能・転送機能などクラウドPBXの基本機能だけでなく、オプション機能でクラウド型会議サービス「Arcstar Conferencing」やWeb電話帳・名刺管理サービス「PHONE APPLI PEOPLE」などのUC(UnifiedCommnication)機能にも強みがあります。

【料金】
・新設工事費:10,000円(税抜き)
・契約基本料:5,000円(税抜き)
・ID利用料:IDごと 500円(税抜き)

参考:NTTコミュニケーションズ

「オフィスリンク」NTTドコモ

画像出典:https://www.nttdocomo.co.jp/biz/service/officelink/

オフィスリンクはNTTドコモが提供するクラウドPBXサービスです。

オフィスリンクは既存のPBX設備をそのまま利用するタイプ(お客様PBXタイプ)と、クラウドPBXを利用するタイプ(仮想PBXタイプ)の2種類から選べます。

また、クラウド電話帳や勤怠管理機能などビジネスコミュニケーションサービスを統合したオフィスリンク+(Phone Appli for オフィスリンク)と組み合わせることで、さらに利便性が向上します。

【料金】
初期費用:1,100円(税込み)/回線、77,000円(税込み)/拠点、2,200(税込み)/契約
月額利用料:990円(税込み)/回線、35,200円(税込み)/契約など

参考:NTTドコモ

「ConnecTalk(コネクトーク)」ソフトバンク

画像出典:https://www.softbank.jp/biz/services/voice/connectalk/

ConnecTalk(コネクトーク)はソフトバンクが提供するクラウドPBXサービスです。

前述したオフィスリンクと同じく、従来のPBX装置を引き継ぐタイプとクラウドPBXを利用するタイプの2種類から選べます。

また、ConnecTalkの各種設定(内線・外線、転送設定、着信規制、各種固定電話設定など)はWeb管理画面から利用者側で設定でき、管理面の手間が軽減するのもメリットです。

【料金】
月額基本料金:10,000円(税抜き)/契約
PBXタイプ利用料:500円(税抜き)/ID

参考:ソフトバンク

クラウドPBXベンダーのクラウドPBX5選

クラウドPBXベンダーが提供するクラウドPBXの中から、導入実績の多い代表的なサービスを5つ紹介します。

なお記載情報は2021年11月1日時点のものです。

「UNIVOICE」トラムシステム

UNIVOICEはトラムシステム株式会社が提供するクラウドPBXで、顧客満足度調査にて3冠を達成した高い品質・安定性を誇ります。

機能面では外線電話、内線電話、パーク保留、転送、留守電などのビジネスフォン機能はもちろん、インスタントメッセージ、チャット、電話・Web会議、プレゼンスなどのUC機能を網羅する点が特徴です。

クラウドPBXに重要な音声品質についても、世界No.1を誇るAvayaの音声システムと高い可用性を持つAWSサーバーを利用することで高品質を実現しています。

【料金】
・初期費用:0円(Essentialプラン)、100,000円~(Professionalプラン)
・月額利用料:1,200円/1ユーザー(Essentialプラン)、1,500円/1ユーザー(Professionalプラン)

参考:トラムシステム

「MOT/TEL」バルテック

画像出典:https://www.mot-net.com/mottel

MOT/TEL(モッテル)は株式会社バルテックが提供するクラウドPBXサービスです。

安定した音声品質とソフトフォン(パソコン電話)・ネットFAX、CTIやチャット機能などの豊富な機能を無料で利用できるのが特徴です。また、開発~サポートまで自社提供のため、導入後のトラブル・障害時にはスピーディーに対応してもらうことができます。

【料金】
・初期費用:29,800円(税抜き)~
・月額利用料(スタンダードタイプ):3,980円/20内線(税抜き)

参考:バルテック

「Good Line」グッドリレーションズ

画像出典:https://good-line.jp/

ソフトウェア事業やコールセンター事業を展開する株式会社グッドリレーションズが提供するGood Lineは、4000社以上もの導入実績を誇るクラウドPBXサービスです。

発信番号設定やグループ着信、キューイング(待ち呼)、IVR(自動音声応答)などのビジネスフォン機能が標準装備され、さらに全通話録音・検索やクラウド電話帳、稼動状況通知など業務効率化を実現する機能も備えています。

【料金】
初期費用(SOHOプラン・2内線):20,000円
月額利用料(SOHOプラン・2内線):3,000円

参考:グッドリレーションズ

「モバビジ」クラウドテレコム

画像出典:https://www.mobabiji.jp/

モバビジはクラウドテレコム株式会社が提供するクラウドPBXサービスです。

導入実績6,000社以上、総務省規定の通話品質基準のクラスA(固定電話相当)に該当する高い音声品質が特徴です。また、初月費用無料で導入時の高額なコスト負担がなく手軽に導入できる点も、コスト面を重視する企業に選ばれています。

【料金】
要問い合わせ

参考:クラウドテレコム

「BIZTELビジネスフォン」リンク

画像出典:https://biztel.jp/bp/

株式会社リンクとブライシス株式会社が運営するBIZTELビジネスフォンは、国内シェア5年連続No.1を誇るクラウドPBXサービスの草分け的な存在です。

代表番号発着信やIVR、Salesforceをはじめとする各種CRM・SFA・MAといった外部システムとの連携など豊富なオプション機能が選択できます。

自社で開発から運用までを行うため迅速かつ確実なサポートが受けられるのと、24時間365日対応の電話サポートが用意されているので万が一のトラブル時も安心できるでしょう。

【料金】
・初期費用(ライトプラン):50,000円
・月額利用料(ライトプラン):21,000円

参考:リンク

失敗しないクラウドPBXの比較ポイント

クラウドPBXをスムーズに導入するためには、複数の観点から各社サービスを比較しながらどれを導入するのか検討することが重要です。

具体的には以下のようなポイントで各社の製品を比較しましょう。

・自社の課題(コスト削減や業務効率化など)を解決できる機能はあるか
・利用人数や利用期間、利用機能などに応じた費用
・セキュリティ対策がとられているか
・音声品質に問題はないか
・トライアル期間はあるか
・トラブル時のアフターフォロー体制はあるか

詳細は以下のリンクで紹介しています。失敗事例を元にクラウドPBXの比較ポイントを詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

まとめ

クラウドPBXと一口にいっても提供する企業やサービスごとに特色があります。導入実績なども参考にしながら、各社製品を複数の角度で比較し自社に最適なクラウドPBX選定を進めましょう。


WRITER

トラムシステム(株)メディア編集担当 鈴木康人

広告代理店にて、雑誌の編集、広告の営業、TV番組の制作、イベントの企画/運営と多岐に携わり、2017年よりトラムシステムに加わる。現在は、通信/音声は一からとなるが、だからこそ「よくわからない」の気持ちを理解して記事執筆を行う。


UNIVOICEが東京MXの「ええじゃないか」という番組に取り上げられました。

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