クラウドPBXや電話システムについてIT・通信のプロが解りやすく解説|voice

ビジネスフォンやクラウドPBXを電話・通信のプロがわかりやすく解説!

\ クラウドPBX資料 /

無料ダウンロード

フリーワード検索

2021.04.20

クラウドPBX / コスト / VolP / ゲートウェイ / IP電話 /

クラウドPBXとVoIPゲートウェイの関係丨ゲートウェイはどうして必要?|トラムシステム

クラウドPBXの導入を検討しているが、VoIPゲートウェイが必要かどうかわからない、とお困りではありませんか。VoIPゲートウェイをクラウドPBXと一緒に導入する必要があるかは、既存の電話環境や構築したい環境によって異なります。本記事では、VoIPゲートウェイの役割や仕組みについて具体的に解説します。

ゲートウェイとは

ゲートウェイとは、異なるプロトコル(通信規約)を持つネットワークを中継するためのものです。

コンピュータが持つ通信機能を階層化したOSI参照モデルにおいて、ネットワーク層のデータ(IPアドレス)を見て中継をおこなう機器を「ルーター」と呼びますが、これもゲートウェイのひとつです。

通信をおこなう際に用いられるプロトコルは様々で、異なる通信規約を使用しているネットワークではお互いにやり取りすることはできません。そこで橋渡しの役割を担うのがゲートウェイです。

ルーターとゲートウェイの違いについては機器そのものを表す名称がルーターであり、機器の役割を示すのがゲートウェイと考えてください。

ゲートウェイにはVoIPゲートウェイの他にも、異なるメールシステムやデータを相互変換してつなぐメールゲートウェイなどの種類があります。

VoIPゲートウェイとは

VoIPゲートウェイとはIPパケットと音声信号を相互に変換することで、アナログ電話網とIP電話網をつなぐものです。

VoIPゲートウェイにおいては、異なるプロトコルを変換してつなぐという本来の意味よりも、異なるネットワークをつなぐという意味合いが強いです。

そもそもVoIPとは

VoIP(Voice over Internet Protocol)とは「ボイップ」などと呼ばれる、インターネットやイントラネットなどのIPネットワークにてデータ通信を用いて音声通話をおこなうための技術のことを指します。

IP電話という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、これはVoIP技術を利用した電話サービスです。VoIPはインターネットを使用し音声を届けるもので、従来のアナログ電話に変わる技術として近年様々な場所で導入されています。

VoIPゲートウェイによって、音声とデータのネットワークを統合することによる通信費の削減、また機器導入の際に発生する設備費の削減などの効果があります。VoIPゲートウェイの具体的なメリットについてはのちほど解説します。

VoIPの仕組み

インターネット回線を使用し音声を届けるVoIP。その仕組みについて解説しましょう。音声をデジタル化するには「VoIPゲートウェイ」を使用します。次のプロセスを踏むことにより音声は発信者から着信者側へと届けられます。

1.電話機が音声信号を電気信号へ変換する
2.VoIPゲートウェイが電気信号をIPパケットに変換する
3.IPパケットがインターネットを通って送信される
4.相手先のVoIPゲートウェイがIPパケットを電気信号に変換する
5.電話機が電気信号を音声信号へと変換し音声が出力される

シグナリングとは

「シグナリング」は呼制御とも呼ばれるもので、発信者および着信者の電話ネットワーク上で通信経路の確保や切断をおこなう役割があります。シグナリングにはITU-TやH.323などの種類がありますが、シンプルで拡張性・汎用性が高いという理由から「SIP」を採用する企業が多く見られます。SIPはクライアント同士の直接通話を実現するために必要なIP電話のプロトコルです。

VoIPゲートウェイのメリットと主な利用用途

アナログ電話網とIP電話網を接続する役割を持つVoIPゲートウェイには、具体的に次のようなメリットや利用用途があります。

・アナログ回線を使ってIP電話網を構築できる
現在オンプレミス型PBX(ビジネスフォン)を構内に置いている企業も多いでしょう。VoIPゲートウェイを導入することで、その既存のシステムはそのままにIP電話化することができます。例えば全国に複数の営業所を持つ企業においては、既存のPBXはそのままに拠点間の通話をIP化するといったことが可能です。

・通信コストを削減できる
アナログ電話の場合通話する距離によって通話料は上がります。一方VoIPゲートウェイを利用しIP電話化することで、全国一律の通話料となるためコスト削減につながります。そのため拠点間での通話が多い企業にとってメリットは大きいです。

クラウドPBXとVoIPゲートウェイでできること

クラウドPBXとVoIPゲートウェイを組み合わせることで、既存のアナログ電話回線を使ってIP回線網を構築することができます。

言い換えると、クラウドPBXはインターネット回線を使って通信を行うため、導入後もアナログ回線を維持したい(今の固定電話番号を維持したい)場合には、ゲートウェイを設置する必要があります。

クラウドPBXは物理的な装置が必要ないというイメージが持たれていますが、上述したケースなどについては機器設置の可能性もあるということです。

まとめ

クラウドPBXを利用する際、VoIPゲートウェイは「電話回線とインターネット回線を中継する機器」として利用されます。既存のアナログ回線(電話番号)をそのまま使い続けたい、という場合にはVoIPゲートウェイの導入が必要になるので、ご注意ください。


WRITER

トラムシステム(株)メディア編集担当 鈴木康人

広告代理店にて、雑誌の編集、広告の営業、TV番組の制作、イベントの企画/運営と多岐に携わり、2017年よりトラムシステムに加わる。現在は、通信/音声は一からとなるが、だからこそ「よくわからない」の気持ちを理解して記事執筆を行う。


UNIVOICEが東京MXの「ええじゃないか」という番組に取り上げられました。

注目記事Recommend Post

  • 0120フリーダイヤルの料金を比較!携帯で発着信できるクラウドPBXも紹介

    2021.11.29

  • コールセンターの評価基準「顧客満足度」とは丨CS向上の4つのポイント

  • コールセンターのマネージャーとは丨仕事内容・スキル・SVとの違いを解説