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2021.05.13

病院のクラウドPBX導入!ナースコール連携・スマホ内線化の事例も紹介|トラムシステム

「従来の固定電話やPHSが不便」「スマートフォンを内線化したい」といった悩みや要望を持つ病院・医療機関では、クラウドPBX導入がおすすめです。

この記事ではよくある病院の課題やクラウドPBXを導入するメリット、さらにナースコールシステムとの連携事例について解説します。

クラウドPBXとは

クラウドPBXとはベンダーがクラウド上に設置したPBX(構内交換機)にインターネットを通じてアクセスすることで、内線、外線、転送、保留などの電話機能を利用するサービスです。

これまで多額の費用をかけて購入・設置する必要があったPBXをクラウド化し、それを月額料金を支払ってサービスとして利用します。これにより利用者は初期費用やオフィスのスペースを節約しながら、従来型のビジネスフォンと同様の電話設備を構築できます。

医療機関のスタッフや利用者の双方に様々なメリットがあるクラウドPBXは、病院などの医療機関でも近年積極的に採用されています。

PHS・固定電話を利用している病院でよくある問題

クラウドPBXはPHSや固定電話を利用している病院が抱えている問題を解決します。まずは固定電話やPHSを通信手段として利用することで発生する不便を整理しましょう。

・エレベーターなど、移動中に通話が途切れることがある
・現在利用しているPHSでは外線が利用できない
・ナースコールと連動していないため、効率的な業務遂行ができていない
・他のシステム(例えば、電子カルテなど)に直接アクセスできない

この他、特に個人病院や小規模の病院では次のような問題を抱えているケースが多く見られます。

・固定電話やPHSでは時間外の対応ができない
・急患で一刻も早く診療したい人から問い合わせがあった場合、診療所にいないと電話に出られず対応することできない
・病院の都合で急遽休診日を設けた場合、事前に患者に通知することができず、無駄足を運ばせてしまう

このような問題がありながらも、従来の電話以外の選択肢がなかったため仕方なく使っていたのが現状です。

医療機関・病院でのクラウドPBX導入メリット

病院でクラウドPBXを導入することで、PHSの課題であった内線、外線を一つの端末で利用できる上、電子カルテなど他システムにアクセスができます。

スタッフ同士のコミュニケーションの活性化、ナースコールと連動させたきめ細やかな対応など、これまでにはない新しい働き方を実現するとと期待されています。

内線、外線を1つの端末で利用できる

クラウドPBXでは一つの端末で内線、外線を利用できます。これにより内線用、外線用と複数端末を持ち歩いたり、外線を利用するためナースステーションまで戻る必要がなくなり業務効率の向上が期待できます。

他システムと連携して利用ができる

これまでのPHSでは他システムと連携することができなかったため、例えばある患者の状況を把握したいと思った場合には、院内のパソコンなどの端末から別のシステムにログインして情報を確認する必要がありました。

クラウドPBXでは病室に設置してあるタブレットや看護師自身の端末から電子カルテを見たり、診察結果などを即時に記録したりすることで以前よりも容易な情報共有が可能になります。

コミュニケーションが活性化する

クラウドPBXにはスタッフ同士が気軽にコミュニケーションを取る機能が搭載されています。例えば、チャット機能を使うことで通話ができない状況でもコミュニケーションが取ることができ、スタッフ間の連携強化や質の高いサービス提供が可能になります。

営業時間外への問い合わせに対応できる

固定電話やPHSはスマートフォンなど他の電話機に転送することができないため時間外の問い合わせに対応することができませんが、クラウドPBXであれば可能です。時間外の着信があった場合は自動音声案内により、事前に設計した通りに対応してくれます。

また時間帯ごとや電話番号ごとにアナウンスする内容を変えることができます。転送設定をしておけば帰宅した医師や担当者へつなぐことも可能です。

入院患者にきめ細かな対応ができる

患者が看護師を呼ぶ際に使うナースコールとクラウドPBXを連動させることで、入院中の患者に対してきめ細かな対応ができるようになります。

通常、ナースコールがあった場合はナースステーションにつながりますが、クラウドPBXで担当者の業務端末とつなげておけば、患者を担当している看護師に直接呼びかけられるようになります。

入院患者は慣れない環境に不安な精神状態になっていることが多いため、担当の看護師と直接話ができるのは患者の安心感に繋がり、看護師側にとっても迅速な対応ができるというメリットがあります。

録音機能でナースコールや患者とのやり取りを保存できる

クラウドPBXは音声を録音する機能が搭載されているため、通話内容を保存して後日内容を確認できるようになります。

後日、担当医師が状況を確認したい場合、看護師から要点を聞いた上で詳細を通話記録から見つけることも可能です。その結果、看護師では見つけられなかった症状、兆しを見つける機会を得ることができます。

【事例紹介】ナースコールシステムとクラウドPBXを連携

クラウドPBXとナースコールシステムを連携させることも可能です。

介護老人福祉施設アイリスでは、ナースコールの入れ替えのタイミングでスマホの内線化を実現するためにクラウドPBX「UNIVOICE」を導入しました。

クラウドPBXとナースコールシステムの連携により、施設内のどこからでもどの端末からナースコールが発信されているのかを確認できるようになり、スタッフの業務効率化と利便性向上を実現。

外線通話もスマホで自由にできるようになったことで、着信や転送があった時に都度わざわざ電話機まで歩く必要もなくなりました。

アイリスの事例についてはこちらで詳しく紹介しています。ぜひあわせてご参考ください。

【導入事例】アイリス様

スマートフォンの電波の医療機器への影響は

電話が医療機器の動作に与える影響については、医療関係者が常に注意を払っている点です。そのため、クラウドPBXを利用する際の業務端末としてスマートフォンを導入した場合、医療機器への影響を心配される方も多くいるでしょう。

昔の携帯電話は電話環境が脆弱で電波も弱くて不安定だったため、強い電波を飛ばす必要がありました。PHSは決まった基地局内でしか使用しないため電波が弱く、医療機器に与える影響が少ないということで、多くの医療機関で利用が普及しました。

しかし技術進歩より電話環境も以前よりも大きく変わり、現在ではスマートフォンも弱い電波で通話ができるようになっています。

2016年金沢大学附属病院とNTTドコモが行なった調査によると、携帯電話に許容される最大電波で調査したところ、医療機器に干渉が始まった距離が28cmとかなり近づかないと影響が出ないことがわかっています。

しかしながら、安全を確保するためには総務省の「医療機関において電波を安全に利用するための手引き」に目を通しておくことをおすすめします。

まとめ

これまでは他に選択肢がなかったため、顕在化していた課題に対応できないでいました。クラウドPBXの登場によりこれらの課題が解消できるようになってきており、今後ますます課題の解決や利便性の向上につながることが期待されます。固定電話やPHSでの対応に課題を感じている方は、ぜひクラウドPBXの導入をご検討ください。

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WRITER

トラムシステム(株)メディア編集担当 鈴木 康人

広告代理店にて、雑誌の編集、広告の営業、TV番組の制作、イベントの企画/運営と多岐に携わり、2017年よりトラムシステムに加わる。現在は、通信/音声は一からとなるが、だからこそ「よくわからない」の気持ちを理解して記事執筆を行う。


UNIVOICEが東京MXの「ええじゃないか」という番組に取り上げられました。

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