ナースコールスマホ連携で一気通貫したシステム連携を実現
ナースコールの老朽化が進んでいたのでナースコールの入れ替えが大前提でありましたが、それと共にPHSからスマホを使ってナースコールを受けようと考えていました。その際、既存のPBXではスマホとの連携は不可能だということが分かり、これを機にどちらも入れ替える事が決まりました。
叶えたい姿としては、PHSからスマートフォン1台のみの運用に変え、wifi環境内だけではなく外部に出た時も内線通話や他の機能が使えるようにすること。社員個人のスマホを使う運用ならばAndroidとiphoneどちらにも対応するということ。
ナースコールの選定については、まず展示会などで様々なメーカーのナースコールの品質を試してみて選定を行いました。スマホとの連携ができるナースコールを製造しているメーカーはそれほど多くなかったので悩むことはなかったです。その後、連携できるPBXを探していたんですが、スマホ連携は基本的にAndroid端末にしか対応できないことが分かりました。別件にはなるんですが、介護の記録システムをiosで入れていたので、iphoneと連携できないのは困るということで除外していきました。iosに連携できるという話もありましたが、そちらはAndroidに対応できないということで同じく除外しました。
これが叶えられるメーカーがトラムさんのUNIVOICEしか実現できないと分かり問い合わせさせて頂きました。オンプレミスのPBXと違い必要な分だけのコストを払うということでUNIVOICEを選んだという側面もあります。
現場の声として、ナースコールが鳴った時どこのナースコールからの呼び出しか手持ちのスマホで判別できるので不満の声は上がってきていません便利になったというより使い勝手が変わっていないという印象です。固定電話機は使い方が変わって戸惑っていますが、そのうち慣れてくれると思っています。 個人的には外線の電話応対は自席まで戻る必要がなくなったので利便性は感じています。
ナースコールとUNIVOICEのログインが別々のアプリで行っているのでアプリを統一して、ログインすれば両方使えるようなシステムにして手間を減らしながら使えるように、また管理しやすいように使っていけたらすごくいいシステムになると思っています。