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GCPで何ができる?主なサービスと使い方を解説|トラムシステム

GCP(Google Cloud Platform)を活用することで、コスト削減や業務効率化などの様々な効果が期待されます。しかし多種多様なサービスの中からどれを使えばよいか分からない、という人もいらっしゃることでしょう。この記事では、GCP活用で期待される効果と主なサービスを解説します。

GCPとは

GCPとはGoogle Cloud Platformを省略で、Googleのクラウドプラットフォームサービスのことを指します。ソフトウェアなどを動かすための大元となるのがプラットフォームで、クラウド上にプラットフォームを展開して、ユーザーはそこにアクセスすることでサービスを利用します。

GCPの特徴

GCP最大の特徴は、Googleで使われているテクノロジーがクラウド上で利用できる点です。世界的にトップクラスの技術力を誇るGoogleの信頼性は高く、「Googleがやっているサービスだから」という理由で使っているという企業もあります。

また、サービスの種類が非常に多いことも特徴のひとつです。GCPが扱っているサービスの範囲は広く、Googleがクラウド上で展開するサービスの全てがあり、サービスの種類は50を超えます。

アプリやゲーム、OS開発など、あらゆるシステム開発のための基本的な要素が、全てサービスとしてパッケージングされており、開発環境を整える手間を省いてすぐに開発が始められるというメリットがあります。

加えて、低コストでオンプレミスのように初期投資の必要がないことも大きな特徴です。使用した分しか料金のかからない従量課金制で、大企業のような資金力のない企業でも気軽に始められます。

GCPが選ばれている理由とは

GCPを採用する企業は、具体的にどのような理由で使うことを決めたのでしょうか。GCPが選ばれている主な理由を紹介します。

コスト削減

データサイエンスが注目されるようになり、データを扱う企業が増えてきました。扱うデータ量が増え、高度な機械学習技術が利用されるようになると、それに伴いコストも増大してきます。

GCPは他のクラウドプロバイダーと比べて、平均で60%低価格に設定されており、コスト削減が期待されます。継続利用による割引があるなど、GCPの最大の魅力はその料金の安さにあると言えます。

他のサービスでやっていることをGCPでやると高確率でコストが抑えられるので、コストを削減をしたい企業は一度見積りを出してみてはいかがでしょうか。

高い柔軟性

サーバーのスケールによって急なユーザー増加にも対応できるなど、クラウドサービスならではの柔軟性に富んだ使用が可能です。オンプレミスではどうしても設定の変更や増強などに費用と時間がかかってしまいます。

しかし、クラウド上でサービスのみを利用するのであれば、オンプレミスでは発生する厄介な設定などは必要がありません。低コストでありながら柔軟に様々なサービスが利用できるため、オンプレミスからGCPへとサービスを移行させる企業が多いです。

G suiteの導入による効率化

G suiteはメールやメッセージで素早く連絡が取れ、ドキュメントやスプレッドシートを用い資料の共有や編集が容易に行えます。

また、ドライブを利用すればデータの保管がクラウド上で容易に行えます。ビジネスに必要な機能の大部分がG suiteに内包されており、業務の効率化が図れます。

GCPといえば開発環境ばかりに注目されがちですが、非エンジニア以外の全てのビジネスパーソンにとっても有益なサービスなのです。

主なGCPのサービス

GCPが展開するサービスにはどのようなものがあるのでしょうか。主要サービスの概要や内容などについて説明します。

クラウドコンピューティング

クラウドコンピューティングを利用すればプライベートネットワーク上でビルドやコンパイル、スケーリングなどの作業が高速で行えます。

仮想機械やPaaS、ストレージ、データ移行サービスなど、クラウド上での開発環境は十全にそろっていて、すぐに開発を始めることができます。

Cloud SQLやCloud Spannerなどのデータベースサービス、Virtual Private Cloudのようなネットワーキングサービスも充実しており、またデベロッパーツールや管理ツールも多様にあるので、すぐに開発環境をデバイス上に整えることが可能です。

分析と機械学習

データ分析や機械学習は現代のトレンドであり、今後自社でやっていこうと考える企業も多いでしょう。一部では高校生のなりたい職業の1位にデータサイエンティストが選ばれたなどともいわれていて、間違いなく伸びる分野です。

Cloud Dataflowを使えばバッチデータやストリーミングデータをリアルタイムに処理できます。Cloud Dataprepがあれば分析用データを探索することやクリーニングが可能です。

G suite

チーム間のコミュニケーションを円滑にし、生産性の向上を担うツールです。Google AIが組み込まれた安全な空間で、様々なアプリが使用可能です。

最初は無料で使用できますが、無料期間が過ぎると月額料金が発生します。ベーシックコース、ビジネスコース、エンタープライズコースの3つに分かれていて、料金がそれぞれ異なります。

ベーシックコースは月々600円、年間6000円で、メールやメッセージ、音声やビデオでのWeb会議、カレンダー、ドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーションが利用でき、更に30GBのクラウドストレージサービスが利用できます。

ビジネスコースは月々1200円、年間で14400円で、ベーシックコースに追加でローコード型のアプリ開発環境やクラウドサーチによってG suite内の情報が簡単に検索できる機能が追加で利用できます。

またクラウドストレージが無制限で利用でき、メールやチャット、ファイルの電子情報を取得するプロセスが利用でき、従業員の離職の際のデータ流出などを予防できます。

エンタープライズコースは月々3000円、年間で36000円となり、機能的にはビジネスコースと変わらないのですが、メールの暗号化やセキュリティの強化機能が追加され、情報漏えいに敏感な企業であれば魅力的に感じる機能がそろっています。

Google maps platform

Google mapsの機能をふんだんに使うことができるサービスで、ゲームを作る際のマップが簡単に作成できるなどの利点があります。

また走行中の車両の位置を簡単に見つけ出したりといった地図を利用したサービス全般に利用することができます。

ブラウザ、ハードウェア、OS

Chrome Enterpriseを利用することで、Chrome OSやブラウザを使用してChromebooksの管理を簡単に実行できます。

またAndroid EnterpriseならばAndroid端末、アプリやOSを安全にシステムを利用可能な状態にしたり、Jamboardのような4K高画質のデジタルホワイトボードの利用も行うことができます。

プロフェッショナルサービス

ただ利用するだけではなく、Googleのクラウド戦略や機械学習の専門のコンサルタントへ相談することでGCPを戦略的に利用するための方法をアドバイスしてもらえるため、より効率的な使用を可能とします。

またデータエンジニアリングやクラウドアーキテクチャの認定資格の取得やトレーニングを行うこともでき、未熟な社員でも段階的に知識や技術を習得し、レベルアップを図りながらGCPを利用することができます。

Marketplace

Marketplaceには上記で説明したような機能がパッケージ化されたサービスがたくさんあり、普段利用している機能が数クリックで利用できるようになるなど、開発の効率化には欠かせません。

費用は利用した分だけかかりますが、効率化を考えるならば是非導入したいものです。

またG suite Marketplaceを利用することで、会計や管理、マーケティングなどビジネスに関するあらゆることがアプリによって効率化できます。

クリエイティブアプリやWeb開発アプリを使用すれば生産性の向上が図れますし、アプリなので目的に沿った利用がしやすいサービスがパッケージングされているので、とても使いやすいです。

まとめ

多くのサービスがあるGCPで自社にあったサービスがあれば是非利用しましょう。GCPには本当に多くのサービスがあり、開発やデータの使用を考えるならば是非導入したいサービスです。自分に合ったサービスのみ使用でき、料金も使用料に応じるため気軽に利用できます。

G suiteのような非開発者向けのサービスと連動させることで社内での共通理解が進み、コミュニケーションを円滑に進めることも可能です。GCPは他の類似サービスと比較しても、決してひけを取りません。始めは無料で導入できるので、一度試してみる価値は十分にあります。


WRITER

トラムシステム(株)メディア編集担当 鈴木 康人

広告代理店にて、雑誌の編集、広告の営業、TV番組の制作、イベントの企画/運営と多岐に携わり、2017年よりトラムシステムに加わる。現在は、通信/音声は一からとなるが、だからこそ「よくわからない」の気持ちを理解して記事執筆を行う。


UNIVOICEが東京MXの「ええじゃないか」という番組に取り上げられました。

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