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2021.04.02

クラウドPBX / PBX / 違い / IP-PBX / 仕組み /

クラウドPBXとIP-PBXの機能やコストを比較|トラムシステム

自社に導入するPBXを検討しているが、クラウドPBXとIP-PBXの違いがよくわからない、という疑問を抱えていないでしょうか。クラウドPBX・IP-PBXの特徴、機能、コストの違いについてトラムシステムが解説します。

PBXとは

ビジネスフォンを利用するためには、回線を振り分け、内線・外線を繋ぐ役割として「交換機」と呼ばれるものが必要です。交換機は発明された当初のアナログタイプ(電話交換手が手動で電話線プラグを繋ぐ)から発展していき、現在はPBX、IP-PBXそしてクラウドPBXが主に出回っています。

IP-PBXとは

IP電話の普及と共に利用が拡大したIP-PBXとは、IP電話機で従来のPBXと同じ機能を実現するものです。IP-PBXでは、企業が既に保有している回線のLANを利用して音声通信ができるため、回線網がシンプルにできる、管理コストを下げられる、と言ったメリットがあります。IP PBXには、事務所内に専用機器を設置して利用するハードウェアタイプ、IP-PBXの機能を持ったソフトウェアを企業が持っているサーバーにインストールして利用するソフトウェアタイプがあります。

ハードウェアタイプは、PBXを社内で管理するため高いセキュリティ、安定稼働を実現することができる一方、接続する電話や機能を増やしたい場合には機器の追加や交換が必要になる場合があります。ソフトウェアタイプはパッケージ化されたソフトウェアをインストールするのみで簡単に構築ができ、ソフトウェアをアップデートすることで常に最新のバージョンが使用できるといったメリットがあります。

IP-PBXは従来のPBXにはない機能もあり、例えば

・通話内容をパソコンに記録保存する機能
・記録保存した内容を特定のサーバーにバックアップする機能
・留守番電話の音声データをメールに添付送信する機能
パソコンやスマートフォンを内線、外線電話機として利用ができる機能

などがあります。

クラウドPBXとは

クラウドPBXとは、従来物理的な装置としてオフィスに設置する必要があったPBXをクラウド上に置き、インターネットを介して利用するサービスです。物理的な機器を設置する必要がないため導入コストを抑えられる点、企業規模の拡大や縮小に伴う回線の増減がブラウザから簡単に行える点、オフィスの移転やレイアウト変更などへ柔軟に対応できる点などがメリットとしてあげられます。

一方で、インターネット環境がないと電話サービスを利用できないことや機器を自社内で管理しないことでセキュリティに不安要素が残る、といったデメリットがあります。

クラウドPBXとIP-PBXを比較

従来のPBXを発展させたものとして普及していったIP-PBXとクラウドPBXですが、それぞれ具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

コスト

導入コストとしては、設置する電話機が

・新しい事務所に新規設置する場合
・既存の事務所に新規設置する場合

によって異なります。新しい事務所に電話機を設置する場合は、電話回線などの配線工事が必要ないクラウドPBXがおすすめです。対して、既存の事務所に新しく電話機を設置する場合はすでにある配線を利用して設置できるIP-PBX、またはPBXの方が導入コストを抑えることができるでしょう。IP-PBXとクラウドPBXの共通点として、どちらも利用にはインターネット回線が必要ということです。

月々にかかる運用コストはどちらも

ー拠点毎のインターネット回線の月額料金
ープロバイダ料金
ー外線通話にかかる通話料金

となっています。

管理コストについては、IP-PBX、クラウドPBX両方ともネットワーク上に一ヵ所に設置して全体を集中的に管理できるため、従来のPBXに必要な事業所ごとの設定やメンテナンスにかかる労力を削減できます。具体的なコストについては企業規模や利用頻度によって異なるため、PBXを選択する場合にはこれらの導入コスト、運用コスト、管理コストのそれぞれの面から検討することが重要です。

機能・拡張性

機能・利便性については、IP-PBX、クラウドPBX共に拠点間も外線発信を使わずに内線電話網を使い通話ができる点で、従来のビジネスフォンよりも利便性が高いと言えます。ビジネスフォンに限らず、オフィスで利用する機器は企業の規模や事業内容、社員の働き方によって異なります。

今後会社規模などが変化していく見込みがある場合は、利用する機能の選択・変更を柔軟に行えるクラウドPBX、またはソフトウェアタイプのIP-PBXがおすすめです。回線やライセンスの増減もブラウザなどから簡単に行える製品が多いです。対して、すでに安定して事業を行っている企業の場合は、社内で保護されている通信環境で利用できるハードウェアタイプのIP-PBXが、セキュリティの面では良いでしょう。

まとめ

内線・外線を振り分け、拠点間を繋ぐ交換機としては、IP-PBX、クラウドPBX共に同じ役割です。しかしながら、この2つは「設備」としてのIP-PBXと「サービス」としてのクラウドPBXという立ち位置の違いがあると言えます。


WRITER

トラムシステム(株)メディア編集担当 鈴木 康人

広告代理店にて、雑誌の編集、広告の営業、TV番組の制作、イベントの企画/運営と多岐に携わり、2017年よりトラムシステムに加わる。現在は、通信/音声は一からとなるが、だからこそ「よくわからない」の気持ちを理解して記事執筆を行う。


UNIVOICEが東京MXの「ええじゃないか」という番組に取り上げられました。

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