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2022.07.02

デメリット / 格安 / SIM / キャリア / 大手 / 違い /

【比較表】格安SIMと大手キャリアの違いは?メリットや選び方を解説|トラムシステム

格安SIMとは、大手通信キャリア(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク)と比べて料金が安く、シンプルなプラン設定を特徴とする通信サービスです。毎月のスマホ代が高いという方の中には、格安SIMに乗り換えたいと検討中の方も多いのではないでしょうか。

この記事では、格安SIMと大手通信キャリアの違い、格安SIMのメリットや選び方について解説します。

サムネイル画像

スマートフォンの格安SIMとは

スマートフォンにはデータ通信のためにSIMと呼ばれる契約者情報を識別するためのICチップが搭載されています。このSIMの中には以下のような情報が記憶されています。

・契約者(利用者)の識別番号
・電話番号
・メールアドレス

SIMカードはスマートフォンの新規購入時に通信事業者によって発行され、機種変更時にはSIMカードを差し替えることで、同じ電話番号やメールアドレスの継続利用が可能です。SIMはスマートフォン以外にも、モバイルのデータ通信機器でも使用されています。

NTTドコモのモバイル社会研究所が2020年に行った調査では、全世代の格安SIM(MVNO)の平均利用率は18.9%との結果が報告されました。通信料の安さとサービスプランのシンプルさなどを武器に、利用率は年々高くなっています。

格安SIMはなぜ安い?

格安SIMを提供する事業者は、アンテナや基地局といった回線設備を持たずに、大手通信キャリアからレンタルして通信サービスを行なっています。

つまり、設備投資や設備維持・保守にかかる費用が少なく済むため、利用料を安く設定できる仕組みです。また、仕組み上、提携している大手通信キャリアとほぼ同じサービスエリア・最高通信速度でサービスを提供できます。

格安SIMは販売に関するコストを下げるため、大手通信キャリアのように店舗を構えることは少なく、手続きやサポートはWebサイトでのメインになっています。

このようなビジネスモデルの工夫により、格安SIMの事業者は大手通信キャリアに比べて低コストで通信サービスを提供できるのです。

格安SIMのメリット

若い人を中心に利用者が増えている格安SIMですが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。主なメリットについて3つ紹介します。

月々の利用料金が安い

格安SIMの名称が示す通り、データ通信サービスを安く使えることが格安SIMの最大のメリットです。

MM総研の調査「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態」によると、2021年12月時点での大手通信キャリア3社と楽天モバイルの平均利用料金は5,146円だったのに対し、格安SIMの平均利用料金は1,889円でした。

同じ電話番号を引き継げる

各MVNO事業者は番号ポータビリティが可能で、格安SIMに乗り換えた場合でも大手通信キャリアで利用していた電話番号を継続して利用できるのもメリットです。

電話番号の引き継ぎができれば、電話番号変更に伴う手続きや、友人知人への連絡などの手間が省けます。電話番号の変更が乗り換えのハードルになっている方にはとても便利でしょう。

料金プランがシンプルでわかりやすい

格安SIMの場合、事業者によって多少の違いはあるものの、料金プランの設定は大手と比べて非常にシンプルでわかりやすくなっています。

ほとんどの場合、次の2点を考えれば料金プランがすぐに決まります。

・音声通話が必要かどうか(音声通話SIMにするか、データ専用SIMにするか)
・どれくらいのデータ容量が必要か

大手通信キャリアのように、「○○割」や「××プラン」と多くの料金プランはないため、誰にでもわかりやすく、月々の料金もイメージしやすいです。

大手キャリアとは

大手キャリアとは、自前の回線設備を使ってサービスを提供している通信事業者のことです。日本ではNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社に、2020年から楽天モバイルも加わりました。

大手キャリアならではのメリットも確認しておきましょう。

大手キャリアのメリット

大手キャリアは格安SIMに比べて料金は高めになりますが、次のようなメリットがあります。

・通話の品質が高い
・データ通信が安定していて速く、快適にインターネットを使える
・店舗でサービスを受けられるので、トラブル発生時にも気軽に相談できる
・家族割や光回線インターネットとの併用割引などのセット特典がある
・キャリアメールが使える
・キャリア決済が使える
・無制限のかけ放題オプションがある
・端末が故障した時に代替機の貸出しがある

大手キャリアは料金が高めになる分、サービスが充実しているのが特徴と言えるでしょう。

なお、日本のスマホ代は本当に高いのか、料金の見直しをするにはどうしたらよいのか、こちらの記事で詳しく説明しています。合わせてご覧ください。

【比較表】格安SIMと大手キャリアの違い

次の表は、格安SIMと大手キャリアの違いをまとめたものです。

※MM総研「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態」による(2021年12月時点)

格安SIMでは大手キャリアと同じ設備を使っていますが、次の理由で実際の速度は遅くなります。

・需要増に対してインフラが追いつかず、理論値ほどの速度が出にくい
・速度制限時の通信速度が大手キャリアより遅く設定されている
・5G未対応など、最新の通信技術への対応が遅れる

他にも、格安SIMは料金が安い分、店舗が少ない、キャリアメールの使用やキャリア決済ができない、無制限のかけ放題オプションがない、という不便もあります。格安SIMへの乗り換えを検討している人は、料金だけでなく総合的に判断することが大切です。

格安SIMはこんな人におすすめ

料金の安さが魅力の格安SIMですが、大手キャリアと比べて一部の機能に制限があります。

格安SIMの利用が向いているのは次のような人です。

・毎月のスマホ代を安くしたい人
・店舗でのサポートが不要な人
・キャリアメールを使わない人
・キャリア決済が不要な人
・あまり電話をかけない人

格安SIMの利用者イメージとしては、「スマートフォンの使用頻度が高くない人」「サブ機としてもう1台欲しい人」「スマホ利用の目的を絞っている人」などになるでしょう。

SIMカードなしでもスマートフォンの一部機能は使用可能です。次の記事が詳しいので、興味のある方はぜひご一読ください。

大手キャリアはこんな人におすすめ

月々のスマホ代が高い大手キャリアですが、店舗での手厚いサポートや通信速度の速さなどは大きなメリットです。次のような人には大手キャリアの利用をおすすめします。

・店舗で手続きや相談などのサポートを受けたい人
・品質の高い通話や、速度の速いデータ通信を利用したい人
・キャリアメールを使いたい人
・キャリア決済をしたい人
・電話をかける機会の多い人

大手キャリアの利用者イメージとしては、「スマートフォンの使用頻度が高い人」「スマートフォンを多用途で使う人」「手厚いサポートを求める人」などになるでしょう。

まとめ

月々のスマホ代を安くできることは格安SIMの大きなメリットです。一方で、大手キャリアのスマートフォンと比較すると機能やサポートの面で劣る部分があるため、格安SIMが自分に合っているかはよく検討する必要があるでしょう。

スマートフォンの新規契約や乗り換えを検討されている方は、ぜひ本記事を参考にして、大手キャリアにすべきか格安SIMにすべきか考えてみてください。


WRITER

トラムシステム(株)メディア編集担当 鈴木康人

広告代理店にて、雑誌の編集、広告の営業、TV番組の制作、イベントの企画/運営と多岐に携わり、2017年よりトラムシステムに加わる。現在は、通信/音声は一からとなるが、だからこそ「よくわからない」の気持ちを理解して記事執筆を行う。


UNIVOICEが東京MXの「ええじゃないか」という番組に取り上げられました。

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