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2021.11.05

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格安クラウドPBXはなぜ安い?構成と価格の関係・最安導入の方法を解説|トラムシステム

クラウドPBXのサービスの中には、1ユーザー数百円で利用できるような安価なサービスも存在します。

クラウドPBXの価格は、マルチテナント型・シングルテナント型といった構成によって異なります。この記事では、クラウドPBXの構成と価格の関係について解説しますので、費用を抑えたクラウドPBX導入をお考えの方はぜひご覧ください。

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クラウドPBXとは

クラウドPBXとは電話の外線、内線、通話の転送などを司るPBX(電話交換機)をクラウド化し提供するサービスです。

インターネット回線を利用した通話となるため、これまで企業の電話網に必要だった物理機器や配線が必要なくなり、スマートフォンやタブレットといった多種多様な端末を子機として採用できます。

クラウドPBXは、インターネット環境さえ用意すれば物理機器の購入や導入工事のほとんどが不要となり、初期費用を大幅に削減できるのが特徴です。導入に要する期間も短く、小規模システムなら数日で利用できます。

企業のビジネスフォンを社員保有のスマートフォンに置き換えるBYOD(Bring Your Own Device)で、オフィスの固定電話を削減することも可能です。

また、インターネット回線を利用した通信は従来より安価な通話料を実現するだけでなく、在宅勤務やリモートワーク時の通信手段としても適しています。

クラウドPBXの仕組み

クラウドPBXの仕組み
クラウドPBXは電話回線ではなくインターネット回線を通じて繋がっています

離れた場所にある拠点同士をインターネット回線で連結することで、無料の内線通話網の構築が可能です。公衆回線だけでなく、セキュリティが強固なVPN(バーチャルプライベートネットワーク)の利用できます。

また、スマートフォンを内線端末にすれば、外出中の社員でも外線、内線、通話の転送が行えます。アプリを通じて発信した場合、着信相手の画面には企業の代表番号を表示するため、個人の電話番号を特定される恐れもありません。

クラウドPBXの導入・運用コストの内訳

クラウドPBXの導入にかかるコストの内訳を、相場をもとに見ていきましょう。

1.初期費用

工事費用は不要で、クラウドPBXの回線割り当てやサーバー登録などが初期費用として発生します。回線の数やサービスのタイプによって変動しますが、10,000~50,000円が相場です。社内に存在するPCや社員が保有するスマートフォンを端末に設定すれば、電話機を新規購入する必要もなくなります。

2.月額利用料

クラウドPBXの費用請求は、ベンダーが構築したPBX環境の月額利用料金という形で行われます。1ユーザーあたり月1,000~2,000円が相場となっており、ユーザーを増やすほど利用料金も増える仕組みです。「03」「06」「0120」など取得する電話番号の種類によっても変動が起こります。

3.通話料金

距離に応じた通話料金の変動はなく、一般的な固定電話よりも安い通話料が相場です。以下は通話料金の目安です。

・固定電話:3分8円
・スマートフォンでの通話:1分15円~16円
・フリーダイヤル:1分10円~3分10円

インターネット環境さえあれば、海外を含め世界中で内線通話が無料。ただし、大手キャリアのような通話料定額プランは設定されていないケースが多いため、外線通話を頻繁に行う場合は注意が必要です。

安いクラウドPBXと高いクラウドPBXの違い

安いクラウドPBXと高いクラウドPBXの違いは構成、すなわちマルチテナント型かシングルテナント型かで決まります。

マルチテナント型の方がより安価となっているので、費用を抑えた導入を希望する方はマルチテナント型、機能性や品質に優れるシステムをお求めの方はシングルテナント型がおすすめです。

マルチテナント型かシングルテナント型か

マルチテナント型は、複数の企業で同じサーバー、同じクラウドPBXシステムを共有して利用する形態です。「雑居ビルの中に複数の企業が入居している」姿をイメージしてください。短期間で利用開始できるだけでなくコストも安価となっていますが、セキュリティ面やカスタマイズの自由度はシングルテナント型より劣っています。

シングルテナント型は、単一の企業が自社専用のクラウドPBXシステムを構築し、一社だけで利用する形態です。「空いた土地に自社ビルを建設し単独で入居する」とイメージしてください。納期、コスト共に高価なものとなりますが、その分セキュリティ面やカスタマイズの自由度は保証されます。

どちらにもメリット、デメリットが存在するため、自社の状況にあったものを選択するのが基本です。

機能の豊富さ

機能の豊富さもマルチテナント型とシングルテナント型で違いがあります。

マルチテナント型は安価で導入できるものの、利用したい機能が基本プランおよびオプションにも存在しない場合があるため注意しましょう。

例えばトラムシステムが提供しているマルチテナント型クラウドPBX「TramOneCloud Essential」は、月額利用料が低く設定されている代わりに、通話録音やIVRといったコールセンター向けの機能はプランに含まれていません。

マルチテナント型を選択する場合は、導入前に自分が利用したい機能を盛り込めるかどうかベンダーに確認しましょう。

一方、シングルテナント型は高価ではあるものの、機能が豊富であることに加えて追加でオプションを追加することも可能です。

例えば、シングルテナント型を選択できる「TrmOneCloud Enterprise」では、通話録音やIVRはもちろん、AIを利用したテキストマイニングや自然言語処理なども導入できます。

音声品質

クラウドPBXの音声品質は以前と比べ改善されていますが、導入前の確認は必須です。電話による通信で最も重要なのは音声品質であり、ここに問題があると全く価値のないサービスとなってしまいます。

公共のインターネット回線により周囲の影響を受けやすいマルチテナント型の場合は入念にチェックし、音声品質がコストカットの対象になっていないか確認しましょう。シングルテナント型は音声品質を担保する代わりにコストが高くなっているため、自社にとってコストと音声品質のバランスが良いサービスの見極めが重要です。

拡張性

拡張性においてはシングルテナント型が勝っています。

安価なマルチテナント型の場合、一度導入したプラン変更ができなかったり、回線の増減ができかったりするので注意が必要です。環境が変化しにくく小規模な企業の場合はマルチテナント型、一定以上の規模があり環境が変化しやすい企業の場合はシングルテナント型がより適しているといえます。
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最安で最適なクラウドPBXを導入するには?

クラウドPBXの構成による導入・運用コストの違いが分かれば、最安で最適なクラウドPBXを選択することが出来ます。いくつかポイントを解説しますので、自社にクラウドPBXサービスを導入する際にチェックしましょう。

自社にあった構成を選ぶ

まず重要なのが、自社にあった構成を選択することです。自社の状況に適したクラウドPBXを導入することで、運用開始後のトラブルや仕様変更がなくなるだけでなく、コストパフォーマンスも向上します。

【企業別におすすめなクラウドPBXの構成】
・小企業、個人事業主、最低限の電話機能のみ欲しい場合はマルチテナント型でコストを抑える
・大企業、多様な機能が欲しい、セキュリティを高めたい場合はシングルテナント型でリスクを減らす

シングルテナント型よりもセキュアな環境で運用したい場合は、プライベートクラウドという第三の選択肢も存在します。完全に隔離されたインターネット空間に構築され、専用回線やVPNを利用しなければアクセス不可となっており、機密情報や顧客情報の管理に最適です。

コストパフォーマンスを重視する

コストだけではなくコストパフォーマンスを重視することが、最良のクラウドPBX導入に繋がります。

【コストパフォーマンスを判断するポイント】
・機能:自社が今利用したい機能、今後利用するかもしれない機能が備わっているか
・品質:音声品質やUIなど、社員や顧客が違和感なく利用できる品質基準を満たしているか
・価格:機能と品質を満たしたうえでより安価なサービスであるか

機能、品質、価格の3つを意識し「ただコストが低い」だけに留まらないバランスの取れたクラウドPBXを導入しましょう。

通信コスト全体の見直しをする

クラウドPBXの導入をきっかけにして、企業の通信コスト全体の見直しを行うのもおすすめです。

まずは場所、距離・場所を問わず無料になる内線通話を積極的に活用し、通話料の削減を目指しましょう。固定電話の代わりにBYODを導入すれば、携帯端末購入に必要なコストが不要となります。これまで自社で行う必要があったPBXの保守管理をサービスを提供するベンダーに委任し、メンテナンスコストを抑えることも可能です。

クラウドPBXの機能やメリットを最大限生かし、通信コストの最適化を目指しましょう。

トライアルを有効活用する

複数のサービスからより良いものを選択するためには、トライアルの利用が欠かせません。多くの場合は無料で利用できるため、積極的にベンダーに申し込みましょう。

【無料トライアルのチェックポイント】
・音声品質(内線、外線、拠点同士の通話など幅広く確認)
・サービスの使い勝手(操作方法や情報の見やすさなどを複数社員とチェック)
・機能の豊富さ(導入当初は最低限の機能から始め、徐々にオプションを追加していくのがお得)
・ベンダー側の対応(対応速度からアフターサービスに至るまで、頼りになる存在かどうか)

ただし、トライアル期間後自動的に本契約になるサービスも存在するため、トライアルの日時は余裕を持って設定してください。

トラムシステム株式会社
トラムシステム株式会社では高い技術力で全メーカーの商品を取扱っています。ご予算・ご要望に応じて、新品から中古品、特殊機能を備えた機種まで御社に最適なビジネスフォン・電話交換機をご提案します。

構成と機能が柔軟に選べるおすすめクラウドPBXサービスのご紹介

高い品質・安定性のクラウドPBXをお探しの方は、トラムシステム株式会社のTramOneCloudがおすすめです。
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マルチテナント型、シングルテナント型などの構成や機能から、Essential、Professional、Enterpriseの3つのプランからお選び頂けます。

外線電話、内線電話、パーク保留、転送、留守電などのビジネスフォン機能はもちろん、インスタントメッセージ、チャット、電話・Web会議、プレゼンスなどのUC(UnifiedCommnication)機能も網羅。
スピーディーな導入、容易な設定変更、ロケーションフリー、そしてシンプルで明快な料金体系で、あらゆるニーズに応えます。

まとめ

クラウドPBXの構成による価格の違いを理解しておけば、コストパフォーマンスに優れたシステムを導入し、安定して運用することが出来ます。ただコストだけに注力するのではなく機能、品質、価格のバランスを重視し、クラウドPBXによる企業の業務効率化や競争力強化もあわせて行いましょう。


WRITER

トラムシステム(株)メディア編集担当 鈴木 康人

広告代理店にて、雑誌の編集、広告の営業、TV番組の制作、イベントの企画/運営と多岐に携わり、2017年よりトラムシステムに加わる。現在は、通信/音声は一からとなるが、だからこそ「よくわからない」の気持ちを理解して記事執筆を行う。


UNIVOICEが東京MXの「ええじゃないか」という番組に取り上げられました。

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