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ナカヨのおすすめ新品・中古ビジネスフォン丨ビジネスフォン図鑑|トラムシステム

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ナカヨビジネスフォンの特長

低コストでの高機能な電話機が導入でき、介護施設、宿泊施設では大変好評となっています。簡単に扱える操作性、劣化がしにくい、現代風のシンプルなデザインも特徴的です。機能性にも優れた電話機で、万能型のビジネスフォンといえるでしょう。

こんな人におすすめ

操作性の良さとデザイン性で人気を誇るビジネスフォンメーカーであるナカヨは、コードレス、ナースコール、事務用の電話機が一体化するなど、高性能でリーズナブルなのが特徴です。どのような企業でもマッチできますが、宿泊施設や介護施設などの業界に特に強みを持っています。

各メーカーの特長についてはこちらの記事で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

おすすめナカヨビジネスフォン(新品)

NYC-iF

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会社のオフィス、介護施設、ホテル、コールセンターなど、様々な業種に対応し、拡張性や適応性に優れた機種になっています。シンプルでモダンな電話機として、快適なビジネスコミュニケーションを実現します。

NYC-2FⅡ

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家庭用、小さなオフィスやSOHOには最適なシンプルモデルです。オフィス、外出先でも、充実した機能を使えるオールインのパッケージになります。多機能電話機6台、単独電話機を1台まで収容できます。

NYC-Si

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スマートフォンを内線電話として使うことができるビジネスアプリケーション等、機能が拡充しています。従来機である「NYC-iF」から回線の容量が3割以上拡大。企業の要望にしっかりと対応可能な電話機です。頼もしい機能とオフィスに調和するフォルムでビジネスを支援します。

NYC-2S

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コンパクトでシンプルなデザインのため、外出の多い仕事におすすめできる機能が様々あります。小型のビジネスフォンのため、小規模店舗でも利用できます。お客様からの注文などをしっかり録音して、外出先へも通知します。BGMが流れている店舗、修理工場など、大きい音がある場所にも最適です。

おすすめナカヨビジネスフォン(中古)

NYC-iE

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見やすいディスプレイなど操作性を追求したデザインとエコモードなど環境に優しい機能が搭載させたビジネスフォンです。

ビジネスフォンメーカー”ナカヨ”とは

株式会社ナカヨは、ビジネスフォン市場でシェア20%前後を占めている中堅メーカーです。ビジネスフォン市場での人気は高く、操作性の良さ、デザイン性に優れているビジネスフォンを製造しています。

電気通信機器メーカーであるナカヨは群馬県前橋市に本社を構えます。従業員数594名(連結752名)です。売上高は139億円(連結188億円)。

事業内容は、オフィスで使用するビジネスフォン、PHSモジュール、宿泊や介護施設向け一般電話機などの情報通信システムになります。

ナカヨの強みとして、社内に研究所を持つことで、次世代の製品に使えそうな通信機器の新技術を自社で研究開発。こうした研究から始まり、ハード・ソフト設計、研究開発から製造、販売、そして品質保証に至るまで一貫して自社で行える体制を整えています。

ナカヨのグループ企業

ナカヨグループの企業としてはナカヨ電子サービス株式会社があります。ホテル向けシステム、介護向けシステムなどの通信機器システムの構築サービスを提供。光回線サービス「ナカヨ光」の事業もしています。

ナカヨグループのNYCソリューションズ株式会社はNTT東日本、NTT西日本の通信機器を中心としたシステム構築、NTTの「ひかり回線」をベースとしたビジネスソリューションの提供をしています。

ナカヨの歴史

ナカヨの歴史は、日本の電話の歴史でもあります。ナカヨは、1944年に東京都世田谷区で株式会社中与通信機製作所として設立。最初は電話機部品の製造するところから始まります。

1958年にナカヨはデミング賞を受賞します。デミング賞とは日本工業界の品質管理の発展に貢献したアメリカの W.E.デミングの功績を記念して、日本科学技術連盟が設定した賞です。品質管理の理論や普及、実践に成果をあげた個人、企業に贈られます。そのため、品質の高い製品を生み出すナカヨ品質は世の中に認められるようになったといえるでしょう。

1971年から、日本電信電話公社の協力会社として、電子交換機器を初めて納入し、通信関連機器の製造をしていきます。1974年に創立30周年を迎え、社名を株式会社ナカヨ通信機に社名変更し、東京証券市場第2部に株式上場をしました。

1985年に日本電信電話公社が民営化することで、NTTとなりましたが、ナカヨは継続してNTTブランド商品の開発と製造をしていきます。NTTとの協力会社としての関係性は、現在にまで継続しています。

ナカヨはダイヤル式の黒電話、プッシュホン、コードレスフォン、多機能なデジタルビジネスフォンと電話を時代にあわせて進化させていきました。

2014年の創立70周年には社名を株式会社ナカヨに変更。ナカヨは通信事業以外にも事業展開をしていきます。この年に、通信機器で培った高い技術力を応用することで緊急告知ができるラジオを開発しました。このラジオは、災害時にスイッチを入れなくても自動的に起動して、警報などを最大音量で流すことが可能です。前橋市など全国各地の自治体で利用されています。

現在では、電話システムだけではなく、インターホンシステム、非常警報装置、入退室管理システムなどセキュリティシステムにも事業展開。緊急通報システム、介護支援システムなど、病院と介護施設のシステムの開発もしています。

ナカヨのビジネスフォンの歴史

ナカヨ(NAKAYO)のビジネスフォンは「NYC」シリーズとして販売されています。シリーズ名は「Z→A→E→F→S」の順番で発表されています。

発売順は「NYC-iZ」(2001年~2003年)、「NYC-iA」(2003年~2008年)、「NYC-iE」(2008年~2013年)、「NYC-iF」(2013年~)、「NYC-2FⅡ」(2014年~)、「NYC-Si」(2017年~)、「NYC-2S」(2017年~)です。

ナカヨは日立のOEM(製造を発注した相手先のブランドで販売される製品を製造すること。)メーカーで、ナカヨが製造したビジネスフォンを日立が製品名を変えて販売しています。

そのため、日立は独自にビジネスフォンの開発・製造はしていません。日立のビジネスフォンとナカヨのビジネスフォンに部品の互換性があるのはそのためです。ナカヨは、大手電気機器メーカーの日立が認めるビジネスフォンメーカーでもあったのです。


WRITER

トラムシステム(株)メディア編集担当 鈴木 康人

広告代理店にて、雑誌の編集、広告の営業、TV番組の制作、イベントの企画/運営と多岐に携わり、2017年よりトラムシステムに加わる。現在は、通信/音声は一からとなるが、だからこそ「よくわからない」の気持ちを理解して記事執筆を行う。


UNIVOICEが東京MXの「ええじゃないか」という番組に取り上げられました。

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