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2019.01.08

サーバーとは丨種類や役割を詳しく解説|トラムシステム

IoTの普及により、パソコンやスマートフォンを使ってインターネットでブラウジングしたり、メールを送ったり、様々なことができるようになってきました。最近ではiPhoneの「Siri」に代表されるような音声認識技術を活用したタイピングの代わりに音声で指示を与え、調べものをしたり、道案内をさせたりするようになってきました。こういった利用者からのリクエストを処理しているのがサーバーと呼ばれるもので、現在のネット社会は様々なサーバーによって支えられています。利用者の利用シーンが増えていくにつれてサーバーの利用用途も増えてきており、ますますサーバーを活用したサービスの充実が想定されます。この記事では、これからサーバーについて詳しく調べて始めた方向けにサーバーの語源や仕組み、サーバーの種類や役割について詳しく解説していきます。

サーバーとは

サーバーとは、英語のServerから由来するもので、尽くす、任務などを務める、人の役に立つなどを意味している単語であり、利用者からの依頼に応じて何らかの役割を提供するものがサーバーと言えます。

そもそもサーバーは、性能の違いはありますが普段使用しているパソコンと大きな違いはありません。パソコンで動画編集をしたい場合には動画編集ソフト、画像を編集したい場合には画像編集ソフトをインストールして利用するのと同じように、サーバーも必要な機能を利用するためには様々なソフトをインストールしていきます。利用者からのリクエストに応じて事前にインストールしたアプリケーションで算出した結果を利用者に戻して上げるのが主な仕事と言えます。

例えば、さくらインターネットのホームページを見る場合のサーバーの動きを考えてみましょう。利用者がさくらインターネットのホームページをクリックすると、利用者のブラウザではさくらインターネットのサーバーに対してホームページを閲覧するための各種情報(HTML、CSS、画像など)を欲しいという要求を行います。受け取ったサーバーは求めている情報をブラウザに返却をすることで、利用者はさくらインターネットのホームページを閲覧できるようになります。

このような仕組みで動いているサーバーですが、サーバーは大きく4つに分類されます。

共用サーバー(レンタルサーバー)

共用サーバーは、共用サーバーを提供している企業が用意したサーバーの一部に自分が使う領域を分けてもらうことで利用ができるサーバーであり、複数の利用者が同じ共用サーバーを利用することになるため、一人で家を借りるにはお金が足らないので、みんなでシェアハウスを使うようなイメージが近いでしょう。

料金は数百円前半/月〜で提供されていることが多く、代表的なサービスとしては、「さくらのレンタルサーバー」「ロリポップ!レンタルサーバー」「XSERVERレンタルサーバー」などがあります。

共用サーバーを利用するメリットはとにかく安くサーバーを利用できることです。個人で利用する場合やビジネスとしてまだうまく収益化できておらず、性能を度外視してもまずは安く始めたいと考えている方にとって最適なサーバーになるでしょう。一方、複数の利用者が同じサーバーを利用することから、他のユーザーの利用方法によってはアクセスが遅くなったりなどの影響を受けやすいので注意が必要です。

専用サーバー

専用サーバーは共用サーバーとは異なり、自分ひとりでサーバーを自由に使うことができるものであり、ビジネス展開するためにハイスペックな性能を求めている方や、高いセキュリティを求めている方に適しているサーバーと言えます。

料金は数千円後半/月〜で提供されていることが多く、オプションでCPU性能やメモリ性能の向上、セキュリティオプションなど利用者向けに様々なオプションが提供されており、自身の運用にあったものを選んでいくことも可能です。代表的なサービスとしては、「さくらの専用サーバー」「GMOクラウド専用サーバー」などがあります。

専用サーバーの場合は管理者権限が割り振られることから、共用サーバーとは異なり様々なアプリケーションを専用サーバーにインストールして利用できるため、自身にあった最適なサーバーを用意できる反面、なんでも自分で構築、運用する必要があるため高い技術力が求められます。当然、ハイスペックなサーバーを利用することから共用サーバーに比べても費用がかかってしまいます。

VPSサーバー

VPS(Virtual Private Server)サーバーは、サーバー上に仮想的に利用者向けの環境を構築して提供するもので、ネットワークなど共用で利用するものはあるものの、CPUやメモリなどは個別に割り振られることから共用サーバーに比べてハイパフォーマンスが期待できます。また、専用サーバーほどではありませんが、カスタマイズにも対応している点が特徴的です。

料金は数百円後半/月〜で提供されていることが多く、CPUやメモリなどの割り当てを増やすことでパフォーマンスを得られる半面費用に跳ね返ってくるという構造になっています。代表的なサービスとしては、「さくらのVPS」、「カゴヤ・クラウドVPS」「ラピッドサイトVPS」などがあります。

VPSサーバーは専用サーバーと同じく管理者権限を割り当てられるため、ある程度の範囲内で必要なアプリケーションをインストールして業務利用が可能です。また、共用サーバーのような他の利用者の影響は比較的受けにくい構造になっているため、費用は安く抑えつつもビジネスとして最低限利用できるような環境を用意したいと考えている方に最適なサーバーと言えます。

クラウドサーバー

最後はクラウドサーバーです。最近流行りの利用形態であり、特定のサーバーを利用するのではなく複数台に分散されたサーバーの機能をCPUやメモリなど必要な機能に合わせて提供を受けるものです。そのため、利用するために必要な費用は利用する機能の量であったりスペックであったりに依存しています。

VPSサーバーのメリットに加えて、サービスによってはサーバーへのアクセスが集中して負荷が高まった際にスペックを自動的に上げていく機能や、負荷が下がった時に自動的に下げていく機能も搭載しています。時間ごとの課金になるため、短期間の利用だけを想定している場合には安く利用できます。一方、利用時間に応じて課金されるため注意が必要です。

サーバーの種類

サーバーの概要と分類を理解したところで、サーバーの種類について理解を深めましょう。

Webサーバー

Web上において、利用者のWebブラウザ(Chrome、Safariなど)からのリクエストに応じてデータを返してあげるサーバーであり、HTTPを中心としたHTMLファイルなどを取り扱います。一般的にサーバーと呼ぶ場合はWebサーバーを指していることが多いので注意が必要です。

メールサーバー

利用者に対してメールの送受信サービスを提供するサーバーであり、自身のネットワーク宛に送られたメールを保管してユーザーに渡したり、自身のネットワークから該当の他ネットワークにメールを送ったり、メールの送受信に関わる機能を提供しています。受信するサーバーではIMAP、POP3、送信するサーバーではSMTPと呼ばれるプロトコル(約束事)を使ってメールの送受信をしています。

データベースサーバー

データベースサーバーは、顧客情報などのデータを必要に応じて保存、上書き、抽出するためのサーバーであり、比較的規模の大きなWebサイトやアプリケーションの処理には必要不可欠なサーバーとなります。データの取り出しにはSQL(MySQLやPostgreSQLなど)を利用して抽出します。

Excelのような「行」「列」に分かれて整理されており、整理されているデータが格納されている箱をイメージしていただくと理解しやすいでしょう。

DNSサーバー

DNS(Domain Name System)サービスを提供するサーバーであり、利用者のリクエストに応じてインターネット上でアクセスする名前を解決してくれるサーバーになります。

各ホームページにはIPアドレスと呼ばれる住所があり、ホームページをインターネット利用者が識別しやすいようにこの数字をドメインに変換しているのがDNSサーバーと言えます。

アプリケーションサーバー

アプリケーションサーバーは、利用者からのリクエストに応じて必要なデータを取り出して渡すサーバーのことであり、例えばプログラミング言語で指定されたデータを戻してあげる、特定の条件に応じて処理した結果を戻すなど、利用用途は様々です。

まとめ

サーバーは広義な意味でパソコンと同じような機能を提供していますが、パソコンに比べてかなりの高い性能を発揮できることから、その用途に応じて様々な名前で利用されています。今後、ますますIoTが発展してくるに連れてサーバーの役割は更に効率的に動くことが求められてきます。今回を機会に一度サーバーについて詳しく調査してみてはいかがでしょうか。きっと新しい発見があるに違いないことでしょう。


WRITER

トラムシステム(株)メディア編集担当 鈴木 康人

広告代理店にて、雑誌の編集、広告の営業、TV番組の制作、イベントの企画/運営と多岐に携わり、2017年よりトラムシステムに加わる。現在は、通信/音声は一からとなるが、だからこそ「よくわからない」の気持ちを理解して記事執筆を行う。


UNIVOICEが東京MXの「ええじゃないか」という番組に取り上げられました。

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