不況に打ち勝つコスト削減術|トラムシステム
不況に打ち勝つコスト削減術
先ず始めに、通信費というのは必ず発生するものであり“こんなもんか”と思えばいくらでもそう思えてしまう会社の経費です。理由は請求書を見ても意味が分からず、請求金額を見て同規模の他社と比較検証がしにくいので「まあ、こんなもんだろう」と思ってしまうからです。わたしの知る限りNTTやプロバイダーからくる請求書をじっくり毎月見て詳細を把握できている人は企業の通信を管轄している総務の方でもかなり少ないと認識しています。
しかし例えば見直しで・・・今より毎月数千円から数万円下がったら?この経費削減、企業において他の経費削減よりもまず一番にやらなければいけません。なぜか?何の初期投資も無く簡単に出来るからです。しかし、先ほど書いた様に「意味が分からない」=「面倒くさい」になってしまうとは思います。
また取り組めない理由はもう一点あります。
電話や訪問営業ありませんか?
そのような業者の中で本当にお客様第一で考えてくれるのかはある意味でちょっとした賭けに近いものがあります。しかしこの営業、ある意味あなたの会社は必ず何かしら削減できるということを意味しています。
もし通信費削減をされるなら少しずつではなく一気に削減してしまいましょう。例えば10年以上前の電話交換機を使っている会社はそれも含めて見直す最適な時期と思います。
今、通信業界は過渡期から成熟期へと移行が済みました。要するに今後、少なくとも5年以上は新しいサービスや今を下回る料金体系のものは出てこないと言っていいでしょう。そこで古くなった電話交換機を変えて新サービスを導入するのがいいでしょう。
「そんなコストはありませんが・・・」おっしゃる通りです。
このコスト削減項目で逆にコストがかかる話など聞きたくはないと思います。
ただ、電話交換機に限らず通信機器をいずれ替える必要があるならばそれは今しかありません。
その理由として市場価格は通信業界市場、最低価格まで落ちています。インターネットで調べてみて下さい。金額が乗っているところがほとんどです。通信費削減は通信機器も含めて考えなければいけません。
それもこれも全て現状の把握をご自分でされることが非常に重要な要素となります。
業者にある程度任せるしかないと思いますが費用対効果の提示、削減費の割合などご自分で分析して決断することが間違いのない通信費削減へとつながることでしょう。

WRITER
トラムシステム(株)メディア編集担当 鈴木 康人
広告代理店にて、雑誌の編集、広告の営業、TV番組の制作、イベントの企画/運営と多岐に携わり、2017年よりトラムシステムに加わる。現在は、通信/音声は一からとなるが、だからこそ「よくわからない」の気持ちを理解して記事執筆を行う。