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2018.12.21

チャットボットの仕組みとAI|人工知能と人工無脳|トラムシステム

「人工知能」や「AI」という言葉は聞いたことがあるけれど、「人工無脳」という言葉はあまり知らないという人も少なくないでしょう。人工無脳を理解すれば、チャットボットの仕組みがよくわかります。人工知能と人工無脳の違いについて解説します。

チャットボットとは

チャットボットとは、「chat(会話)」と「robot(ロボット)」を合わせた言葉で、ロボットと会話ができるシステムのことを指します。その特徴から、会話bot、おしゃべりbotと呼ばれることもあります。

チャットボットはあらかじめデータベースに登録されている内容から回答を行うため、AI(人工知能)のように自ら考えることができません。この特徴から、チャットボットは「人工無脳」として位置づけられています。

人工無脳としてのチャットボット

人工知能と人工無脳の大きな違いの一つは「頭脳の有無」です。

自身で考えることができる脳があれば、創造的な事柄を生み出せる可能性はありますが、AIを搭載していないチャットボットはその脳の役割を持った部分が存在していないため創造的な発想を行うことは不可能です。

そのため、AIを搭載していないチャットボットは、ルールに従って最適解へと導くことを得意としています。チャットボットの回答はプログラミングされたルールに乗っ取り、蓄積されたデータの範囲内で行われ、ユーザーの事情や情報の背景よりも、明確な答えを重視します。

その仕組みはロールプレイングゲームと似ている部分があり、ユーザーがルールに従った何らかのアクションを行うことによって、ゲームのルールの範囲内で回答を出してくれます。

AI(人工知能)×チャットボット

創造性が無い人工無脳に対し、高い創造性を持っているのがAI(人工知能)です。

人工無脳が画面内のグラフィックな女性キャラクターを相手にする恋愛シュミレーションゲームならば、人工知能は実在している女性を相手にするリアルな恋愛です。プログラミングされていない人間には様々な背景や事情があり、また相手も自身の背景や事情を考えた上でコミュニケーションをとります。

記事の冒頭でチャットボットは人工無脳であると述べましたが、近年の技術発展によりAI(人工知能)を持つチャットボットも登場しています。人工無脳としてのチャットボットと人工知能を兼ね備えたチャットボットの違いについて、例を元に解説します。

例えば洋服を選びたい場合、性別やサイズ、洋服のジャンルなど必要な情報を入力すればAIを搭載していないチャットボットでも多くの情報を提供してくれることは可能です。

一方、AIを搭載しているチャットボットでは、それまでに蓄積された洋服を選ぶ人の好みなども考慮した上で必要な洋服の情報を提供してくれます。ただし、この技術は未だ発展段階であり、AIが人間のように滑らかに適切なコミュニケーションが取れるかといえば、実際はそうではないケースも多くあります。会話が進むにつれて話が食い違っていく人工知能・AIも多く、未だ多くの課題があります。

まとめ

会話の内容を自分で考えることができる人工知能と、ルールとデータに基づいて会話を行う人工無脳。

それぞれが持つ個性によって違いはあるものの、会話のためのbotとしては技術の進歩により大きな差異は無くなってきています。人工知能であるAIを搭載したチャットボットも存在しており、膨大なデータを背景に相手の事を考えながら会話ができるチャットボットが今後広がるとされています。


WRITER

トラムシステム(株)メディア編集担当 鈴木 康人

広告代理店にて、雑誌の編集、広告の営業、TV番組の制作、イベントの企画/運営と多岐に携わり、2017年よりトラムシステムに加わる。現在は、通信/音声は一からとなるが、だからこそ「よくわからない」の気持ちを理解して記事執筆を行う。


UNIVOICEが東京MXの「ええじゃないか」という番組に取り上げられました。

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