回線サービスの導入によって、キャリアとのやり取りにかかるコストを削減
加藤様: 実を言うと、そもそものきっかけは個人的なつながりからでした。とあるイベントでトラムシステムさんの役員の方と知り合い、そこから話が進んでいった次第です。
ただ、その時点では回線サービスではなく、コンタクトセンター事業での協業の話がメインでしたね。トラムシステムさんも同業に近いということで、「相互補完のような関係が築ければ良い」というところから関係が始まりました。
話をしているなかで、提供するサービスに対して、私たちと同じ熱量を持っていると感じたことを覚えていますね。
横山様: まず、回線サービスの存在を知ったのは、協業の具体的な話を進めている段階です。課題はあるものの、サービスの内容はとても魅力的に感じました。
そこからさらに話を詰めていき、最終的に導入に至った……という流れです。
横山様: これはあくまで当初の話ですが……。回線という、サービスの基盤になる部分を他社さんに依存させるのは、やはり少し不安でしたね。
横山様: トラムシステムさんが、私たちが納得できる提案をしてくださった、という一言に尽きます。例えばシステムの冗長性や堅牢性など、技術的な部分はかなり詳細に詰めていただきました。
また、トラムシステムさんがコンタクトセンター事業も手がけられている点も大きかったです。もともとベルシステム24と同じシステムを使っているということもあったので、そこは安心感がありましたね。コンタクトセンターに求められるものや、音声の品質の重要性なども理解されているため、同じ目線で仕事ができると感じました。
このように、具体的な話をしていくうちに、不安が払拭されていったイメージですね。
加藤様: 付け加えると、社員の皆さんの人柄にも信頼を抱きました。トラムシステムさんのオフィスに伺ったとき、皆さんが真剣に仕事へ向き合われている姿に感銘を受けましたね。「万が一トラブルがおきてもしっかり対応してくれる」という実感を得られました。
横山様: 細かい要望に対しても柔軟に対応していただけましたね。導入の最初期はかなり駆け足なスケジュールだったのですが、スピード感にも非の打ち所がありませんでした。
機能性の面でもコストの面でも、とても満足しています。
特に大きいのは、各キャリアの回線を自由に使えるところです。トラムシステムさんを介すことで、各キャリアとのやり取りなどにかかる工数を大幅に削減できました。
また、回線の導入までにかかる時間が短縮されたのもうれしいポイントですね。それまでは1週間以上かかっていたものが、今日の明日でできるようになりました。
加藤様: 今後も戦略的パートナーとして、ぜひこれまで以上のお付き合いをできればと考えています。
横山様: 拠点のリプレイスなどにともない、回線サービスの利用はどんどん増えていく見通しです。その他の部分での協業も含めて、トラムシステムさんとの関係もより深くなっていくと思います。
ベルシステム24様が運用するオウンドメディア「コールセンターの森」