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株式会社ナ・デックス 様

クラウドPBXを活用して業務フローをそのままにコストを削減

ナ・デックス様画像①

 

産業機器の販売を、技術的な対応も含めて、トータルでご提案されており、特に自動車メーカーを中心に、接合機器の開発・製造・販売やファクトリーオートメーションの支援、生産ライン全体の一元管理を行うシステムの開発、などを手がけられている株式会社ナ・デックス様。AIやIoTなど細心の技術を駆使したソリューションを提供されているほか、自動車の生産ラインで用いられる塗装や溶接、搬送用のロボットの販売・提案といった領域では、国内の全大手自動車メーカーからのシェアを誇っています。   「既存のPBXが古くなっているけれど、コストや業務フローの問題から交換に踏み切れない」……。そんな葛藤から、PBXの交換を検討されてから「UNIVOICE」の導入にいたるまでには、5年以上もの時間がかかったそうです。   今回は同社総務・人事部の大澤様に、抱えていた課題や「UNIVOICE」導入までの経緯、導入後の感想を詳しくお伺いしました。

既存のPBXに限界を感じて導入を決断。当初は不安や葛藤もあった

はじめに、「UNIVOICE」を導入した背景をお聞かせください

もともと使っていたPBXがかなり古くなっていたことがきっかけです。保守部品も手に入らず、だましだまし使っていましたね。交換を検討しはじめてから「UNIVOICE」を導入するまでには、5年ほどの期間がかかりました。   日々の業務に支障が出ることはないものの、メーカーからは「バッテリーに限界が来ている」と言われていたんです。もし停電が起こった場合、直ちに電話が使えなくなりますよ、と。その話を聞いて、いよいよPBXを交換しなければならないと決断しましたね。

それまでPBXの交換に踏み切れなかった理由などがあればお教えください

まず、コストの問題が大きかったですね。社内のインフラに関わる部分なので、そう簡単には導入に踏み切れないというのが正直なところでした。   また、「せっかくPBXを変えるのであれば、これまでと同じものにはしたくない」と考えていたのも理由のひとつです。例えば、新しいPBXを導入したとしても、時間が経てば、また同じような問題が浮上すると思ったのです。担当者として、そういった事態は避けたいな、と。現場の社員が慣れるまでに時間がかかるため、システムが大きく変わるのは嫌だ。しかし、まったく変化がないのもそれはそれで良くない。そんな葛藤がありましたね。

PBXという括りでは同じですが、インフラを他社の製品に変えるとなると、決断には勇気がいるものだと思います。導入にあたってなにか不安はありましたか?

導入を検討しはじめた当初は、そもそも「クラウドPBX」というサービスの全容がよくわからず、不安だったことを覚えています。「パソコンで電話を取れます」と言われても、具体的なイメージが湧かない。   「会社にかかってきた電話を携帯電話にできる?どうやって?」「どんな設備が必要なの?」……など、システムに対する理解を深めるまでに少し時間はかかりましたね。業務フローが変わることによって現場から反発が起きることも不安でした。   しかし導入前にデモを見せてもらってからは、従来の方法からは少し変わる部分はあるものの、慣れれば問題ないと実感できました。

導入までに6社を検討 ― 決め手は「真意を捉えてくれたこと」

「UNIVOICE」以外に、他社のPBXなども検討されていたのでしょうか

トラムシステムさんからお話を聞く前にオンプレミスを含めて3社、聞いた後に2社、計6社を検討していました。

6社の中から弊社をお選びいただいたポイントがあれば、ぜひお聞かせいただければと思います

一番のポイントは、うちが求めているものを正確に汲んでくれたところです。それぞれの会社へは同じように「うちはこうしたいんです」という要望を伝えていたのですが、その中でもっとも真意を捉えてくださったのがトラムシステムさんでした。   もちろん、どの担当者さんも要望を踏まえたうえでシステムを提案してくれていました。しかし、どこか望んでいるものと違っているという印象が拭えませんでしたね。

具体的にはどのようなご要望をお持ちだったのでしょうか。

基本的には、クラウドであること、社用の携帯電話を内線化できること、電話料金を抑えられることの3点です。クラウドについては、災害など非常時のことを考えて、社内に主装置を置く必要がないというのも前提でした。   また、現場からは「クラウドPBXと連携して構内放送を一括で流したい」という要望もありました。弊社の開発部門が入っている施設は3つの棟に分かれており、各棟がかなり離れています。そのため、PBXとの連携によって、すべての棟に一括で構内放送を流したかった。こういった複雑な要望を聞き入れてもらえたことも、決め手のひとつかもしれません。

導入によってコスト・業務フローの両面で課題を解決。不安は杞憂に終わった

「UNIVOICE」を導入した効果はいかがですか?

当初の目的はおおむね達成できたと思います。業務フローを変えずにコストを抑えられ、「大きな変化は嫌だけれど、今までとは違うものを」という希望も実現できました。   また、コロナ禍においていつでもテレワークができるようになったことも、効果のひとつとして挙げられます。従来は電話を取れないことがネックとなり、テレワークを実施できないという事情があったんです。

 

その他、導入の感想などがあればお聞かせください

導入までに足掛け5年を費やしたこともあり、ホッとしたというのが一番です。災害時などの備えが万全になり、引っかかっていたものが外れたような思いがあります。   不安だった現場の社員からの反発も杞憂に終わりましたね。もちろん操作性の違いはありますが、時間が経つごとに確実に慣れてきていると感じます。

導入する際の、トラムシステムの対応はいかがでしたか?

見積もりになかった部分まで対応していただき、ありがたい気持ちでいっぱいです。導入の前には現場の社員に向けて説明会を開いたのですが、そこで使う資料作りなども徹底的にサポートしてもらえました。

そのようにおっしゃっていただき光栄です。最後に、今後「UNIVOICE」やトラムシステムへ期待することがあればお聞かせください。

今回の導入を足がかりに、BYODなど新たなシステムを広げられることを期待しています。

本日は貴重なお時間をありがとうございました。

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