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2017.05.23

業務用の通話料削減のためにはひかり電話が一番いいのか?|トラムシステム

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ひかり電話の良否

今現在通話料金を安くしようと思うと一様に思い浮かぶのが「NTTひかり電話」だと思います。

その名前を知らない人はいないぐらいCMや広告で知れ渡っています。
その影響でとにかくひかり電話にしておけば間違いないという考えが広まっています。

ひかり電話にすると必ず安くなるのか?デメリットはないのか?

現在の通信サービスでひかり電話は一番普及率が高い商品です。
理由は様々ありますが、一番は料金でしょう。
確かに全国一律8円というのは一番安い部類に入ります。

しかし発信先がほとんど県内に限られる場合、通話料金に対して、現在ご使用のマイライン割引と違いはありません。
どこで変わってくるかというと県外発信と基本固定料金において大きく変わります。
そこで料金面では上記の様に安くなる可能性がありますが、重要なのはその稼動安定性です。
元来、日本国内のインフラ設備は世界的に見ても大変よく、おかげで電話というのはつながって当然とまで言える様になっています。

しかし、ひかり電話の場合今までの概念とは大きく異なり異常のおきる可能性が格段に高くなっています。

理由として
1.NTT局内IP交換機が従来のものに比べ安定していない。
2.端末側(ユーザ側)に電気を必要とする機器が複数付く。
*停電したら電話が使えない。交換機内にバッテリーが搭載してあっても回線側が使えなければ何の意味もない。 又、従来の停電用電話機(PFT)が作動しなくなる。

1.に関しては年々改良され前よりはだいぶよくなったと思います。
しかし2.に関しては停電用の対策をしっかりユーザ側で取らなければなりません。

業務用として使うのであれば料金もそうですが、別のリスクも合わせて検討しなければなりません。
当方では現在お使いの回線やネットワーク状況なども踏まえ最適なシステムの導入のご相談に乗らせていただいております。


WRITER

トラムシステム(株)メディア編集担当 鈴木 康人

広告代理店にて、雑誌の編集、広告の営業、TV番組の制作、イベントの企画/運営と多岐に携わり、2017年よりトラムシステムに加わる。現在は、通信/音声は一からとなるが、だからこそ「よくわからない」の気持ちを理解して記事執筆を行う。


UNIVOICEが東京MXの「ええじゃないか」という番組に取り上げられました。

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